キャッシュレスで支払いしたいけど、クレジットカードは後払いなのでちょっと抵抗ある。
そこで今回は、そんな方にオススメなポイント 2重取りや送金もでき、便利なプリペイドカードKyashを紹介したいと思います。
プリペイドカードとは、あらかじめチャージした金額の範囲内で利用できるカードのことです。事前にチャージした金額だけクレジットカードのようにできるカードとイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
Kyashとは、株式会社Kyashが提供しているスマートフォン向けの送金や決済サービスです。年会費は完全無料で利用できます。
Kyash – Visaプリペイドカード発行、決済、支出管理のアプリ(KyashのHPより)
目次
Kyashは、送金・出金なども可能なプリペイドカード。Apple PayやGoogle Pay設定をすればQUICPay+としても利用できる!
kyash専用アプリをダウンロードして登録、本人確認が完了すると、アカウント同士でチャージした残高の「送金」や「送金の受取」「出金」ができるようになります。
※送金ができるのは銀行口座や銀行ATM等から入金したKyashマネーのみです。クレジットカードからの入金した残高のKyashバリューは送金不可
送金には手数料はかかりませんので、振込手数料をかけずにお金を友達などに送金したい方にもオススメです。
kyashではVisaのプリペイドカードを発行でき、Kyash残高にチャージをすることで実店舗で利用できます。
また、オンライン店舗のみで利用できる、発行手数料無料のKyash Card Virtualもあります。
さらに、Apple PayやGoogle Payにも設定でき、お持ちのスマートフォンでQUICPay+としても支払いが可能です。
チャージ方法は2022年3月現在、登録したクレジットカード、銀行口座や銀行のATM等から可能です。
Kyashは、決済額の最大1%還元!プリペイドカードながら継続利用としても利用可能。
登録した銀行口座やコンビニATM等からKyashにチャージをして、Kyash Cardで決済をすると、決済した金額の最大1%(100円で1ポイント)がKyashポイントして還元されます。
月の還元率の上限は1,200ポイントまでです。一部ポイント還元対象外の加盟店もあります。
※Kyash Card Liteは最大0.5%(200円で1ポイント)で、月の還元率の上限は500ポイントまで。
もちろん、QUICPay+で決済した分についてもポイントは付与されます。
貯まったポイントはKyash残高にいつでもチャージでき、1ポイント1円として利用可能です。また、Kyashの国際ブランドはVisaのため、Visa加盟店であれば基本的にどこでも使えます。
Kyashはプリペイドカードですが、継続利用やガソリンスタンド、高速道路料金所、ホテルや航空会社での利用も可能のため、プリペイドカードとは思えない利便性を持っています。(一部除く)
クレジットカードを紐付けると、カードのポイント+Kyashのポイントの2重取りができ、ダブルでお得
Kyash Cardは、クレジットカードと紐付けで利用することもできます。
※Kyashに紐づけたカードから、残高を自動で入金・即時決済するカードリンク機能は廃止され、現在はカードから指定した金額を事前に入金する機能と、残高が指定額を下回った時や指定して日に自動で入金される機能のみとなります。
お持ちのクレジットカードとリンクさせ、入金方法をリンクしたクレジットカードを選べばリンクしたクレジットカードのポイント+Kyashポイントの2重取りができます。
※Kyashでの利用は、ポイント対象外のカードもあります。
ただし、クレジットカードを紐付けたことにより得られるKyashポイントは500円につき1ポイント(0.2%)で、月の上限は100ポイントまで(最大で月50,000円利用分まで)です。
また、カードで入金したKyash残高はKyashバリューとなり、Kyashバリューは決済と送金のみに利用できる残高で、出金には利用できません。
<リアルカードの種類>
◆Kyash Card
最大1%還元(クレジットカードからチャージした利用分は0.2%)
発行手数料900円(税込)
ICチップあり
海外実店舗で利用可能(海外サービス手数料3%かかります)
◆Kyash Card Lite
最大0.5%還元(クレジットカードからチャージした利用分は0.2%)
発行手数料300円(税込)
ICチップなし
海外実店舗で利用不可
<残高の種類>
◆Kyash Cardマネー
銀行口座や銀行ATM等からチャージした残高
送金や出金可能
◆Kyash Cardバリュー
クレジットカードやKyasポイントからチャージした残高
出金不可(「今すぐ入金」のみ送金も不可)
Kyashカードのデメリット
まず、実店舗で利用できるリアルカードを発行する場合、発行手数料が900円(税込)がかかります。
機能の制限されたKyash Card Liteは300円(税込)です。
Kyash Card Liteの特徴としては、本人確認不要ですが、ICチップがなく海外実店舗での利用ができません。
Kyash Card Liteは、クレジットカードと紐付けたKyashバリューでの決済は0.2%と同じですが、銀行口座やATM等からチャージして利用するKyashマネーについては0.5%になります。
また、有効期限が切れて更新する場合や、紛失や盗難で再発行する際も上記の手数料がかかります。
そのため、発行手数料のポイント還元以上に利用しなければ元は取れません。
Kyash Cardの便利な使い方
Kyash Cardの発行に審査や年齢制限はありませんので、後払いのクレジットカードに抵抗がある方にはピッタリです。
必要な金額だけ登録した銀行口座からチャージして使うことができ、使いすぎの心配もなく、クレジットカードのように後から請求されることもありません。
例えば、毎月3万円を使いたい場合、毎月3万円を銀行口座からチャージしてKyash Cardで支払えば1%のポイントが付きますので、現金で支払うよりお得に使うことができます。
※チャージは1回あたり、クレジットカードからは100円以上1円単位、銀行口座からは5,000円以上1円単位で可能。(2022年3月現在)
さらに指定日に銀行口座から自動でチャージする便利な機能もありますよ。
お子様にKyash Cardを持たせて、お小遣いとしてその金額を送金してあげたり、現金として必要であれば銀行口座に出金もできますので、子供の金融教育やキャッシュレス化にもオススメできます。(出金には220円税込の手数料がかかります)
また、Kyash Cardには不正利用があった場合、クレジットカードのように不正補償制度もありますので安心して利用できますね。
不正補償制度について(KyashのHPより)
管理人のマッピーも2年以上前からKyash Cardを利用しており、楽天カードと紐付けで使っていますので、楽天カード1%+Kyash0.2%=合計1.2%の還元になっています。
2022年7月1日より、楽天カードからkyashチャージ利用がポイント付与の対象外となります
以前は1%であったためお得度は大幅に下がってしまいましたが、それでもポイントが2重取りできるメリットがあるため、まだまだ使えます。
しかし、現在はクレジットカードとの紐付けは還元率0.2%と低いため、新規発行しても発行手数料の元を取れるまで時間はかかりますが、クレジットカードに抵抗があって銀行口座からのチャージで利用するのであれば十分メリットがあるカードとなっています。
もし興味を持った方がいましたら、是非発行してみてください、それでは。
・銀行口座や銀行ATM、クレジットーカードから入金でき、入金したお金はアカウント同士で送金や送金の受取、銀行口座へ出金ができる(口座への出金は口座チャージ分のみ)
・決済額の最大1%のポイントが付く(Kyash Card Liteは0.5%)
・Apple PayやGoogle Payに設定でき、QUICPay+として利用可能
・プリペイドカードのため、年齢制限や審査がなく誰でも発行可能
・発行手数料が900円かかる(Kyash Card Liteは300円)
・クレジットカードと紐付けすればポイントの2重取りが可能