社会保険

入社日は月初、退職日は月末の前日にすると社会保険料が節約できる!!

今回は、転職をする際に使えるちょっとした裏技?を紹介したいと思います。

正社員やフルタイムで働いている方は必ず加入している社会保険ですが、知っておくだけで社会保険料を節約できる可能性があります。

それは、入社日と退職日を調整することにより、社会保険料を節約できるというものです。

普段使えるお得な方法ではありませんが、転職をする予定があり、できる限り社会保険料を下げたいと思っている方は是非参考にしてみてください。

社会保険料は日割り計算ではないため、月初に加入した方がお得。ただし、入社から2〜3ヶ月後に設定している会社もあり

社会保険は、月の途中で加入しても日割りで計算はされません。
入社した月から保険料が発生します。

4月に新しい会社に入社した場合、例えば4月1日、4月15日、4月30日どこで加入したとしても1ヶ月分の保険料はかかってしまいます。

月末で加入すると、1日しか働いていないのに社会保険料は1ヶ月分丸々支払うことになります。

特に健康保険は実際は1日しか加入していないにも関わらず1ヶ月分かかるので損した気分になりますね。

そのため、入社するなら月初がお得ですね。

管理人のマッピーは、昔このことを知らなくて月末入社にしてしまい、1日しか出勤していないにも関わらず、1ヶ月分の社会保険料の負担が発生してしまいました。^^;

ただし、会社によっては社会保険の加入は入社日からではなく、入社から2〜3ヶ月後などと設定している場合があります。(中小企業などでよくありますね)

このように設定している理由としては、入社後にすぐに辞める人がいるためです。

社会保険は加入月に限っては、たとえ数日や1週間であっても1ヶ月分の社会保険料が発生し、半分は会社負担となります。

数日間などの短期間で従業員が退職した場合、給与から天引きできない可能性があり、別途振り込んでもらったりなど会社にとって手間がかかることや、金額的に会社が損をしないようにしたいためと考えられます。

 

月末の前日に退職すると、その月の社会保険料を支払わなくて済む。しかし…

次に会社を退職する場合(被保険者の資格喪失日)についてです。

喪失日は退職日の翌日になるため、月末に退職すると翌月の1日に、月末の前日に退職すると月末が喪失日になります。

そして、社会保険料の支払いが必要なのは、喪失する日の前月分までです。(給与から控除されます)

先程の例で言うと、3月31日に退職した場合は、4月1日に社会保険の加入資格が喪失するため、前月である3月分については社会保険料の支払いが必要で、前日の3月30日に退職をすれば3月31日に社会保険の加入資格が喪失するので、前月である2月分までとなります。

例1:3月31日に退職 → 4月1日に被保険者の資格を喪失するため、前月である3月分までの社会保険料が発生

例2:3月30日に退職 → 3月31日に被保険者の資格を喪失するため、前月である2月分までの社会保険料が発生

つまり、月末に退職をすると1ヶ月分の社会保険料を負担しなければなりませんが、その前日(正確には前日ではなくても、何日前でもよいです)に退職することにより、1ヶ月分の社会保険料の支払いをしなくてもよくなります。

ただし注意点として、この方法を使えば1ヶ月分の社会保険料の負担は無くなるのでお得に感じられますが、そうとも言い切れません。

何故なら、社会保険料の支払いが多いほど将来もらえる年金の額も大きくなるからです。

社会保険料は会社と折半のため、実際の個人の負担は半分になっており、将来の年金のことを考えると月末退社の方が良いと言えます。

また、月末の前日に退職をすると1ヶ月分の社会保険料の負担はなくなりますが、役所に行って国民年金と国民健康保険に切り替え手続きをする必要があり、これらの保険料を支払わなければなりません。

国民年金と国民健康保険は、被保険者の資格を喪失した月から発生するので、月末の前日に退職したのであれば、その月については加入して支払う必要が出てきます。

翌月に新しい会社への就職が決まっている場合、1日だけのために国民健康保険と国民年金への切り替え手続きをしないといけないため、少し面倒かもしれません。

ちなみに国民健康保険についてはご自身で加入手続きをしなければ保険料を収める必要はありませんが、退職後、しばらくゆっくりしたいなど、就職するのがまだ先になる場合、後日、国民健康保険の加入手続きをしたとしても保険料は退職月まで遡って請求されるので注意が必要です。

退職後に国民年金に加入せず、新たに会社で社会保険に加入した場合、未加入であった期間の国民健康保険料が請求されることはありません。

また、国民年金についてはそのまま放置しておくと後日未納のお知らせが届く可能性があり、支払わないと将来もらえる年金の額に影響が出ます。

このようなデメリットもあるため、月末に退職と月末の前日に退職、どちらが良かはご自身で判断してください。(会社によっては月末退職以外認めていないところもありますね)

結論:入社は月初がお得だが、退職については…

以上、今回は入社日と退職日を調整することにより、社会保険料が節約できる、という内容についてお話しました。

入社については月初がお得なのは間違いありませんが、退職日については、前日退職にすると将来のもらえる年金額に影響が出たり、別途、国民年金料や国民健康保険料の支払いが必要などデメリットもあります。

どちらが良いかは人によると思いますので、ご自身で判断してみてください。

それでは。

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今回のまとめ

・社会保険料は日割り計算ではないため、月初に入社した方がお得

・ただし、会社によっては社会保険の加入は入社から2〜3ヶ月に設定している場合もある

・月末の前日に退職をすると、その月の社会保険料は発生しないが、将来もらえる年金額に影響あり。さらに国民年金と国民健康保険への切り替え手続きと保険料納付が必要