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PayPayを中心としたQRコード決済の有料化で加盟店は減ってしまうのか?考えてみた

こんにちは、マッピーです。

本日はQRコード決済の加盟店(主にPayPay)に関するお話です。

そのPayPayが、2021年10月1日より加盟店手数料が有料になるというニュースがあったので記事にしてみました。

今までは、お店でユーザーがPayPayを使って支払いをしても、お店側はPayPayに手数料を支払わずに済んでいましたが、今後はPayPayに決済手数料を支払わなければいけなくなるというものです。

今回有料化が発表されたのは、店舗に設置されたQRコードをユーザーがスマホで読み取る方式(MPM方式)で、お店がユーザーのPayPayバーコードを読み取る方式は以前から有料です。

「決済手数料?ユーザーにとっては全く関係ないのでは?」と思わせるニュースですが、そうとも言い切れないので、有料化でPayPayを始めとしてQRコード決済は今後どうなるのか?

いくつか可能性を考えてみました。

PayPayの加盟店手数料有料化により、加盟店が激減する可能性は?

2021年10月1日からのPayPayの加盟店手数料は、最低1.6%~としており、業界最安の水準です。

業種や売上規模等によって異なりますが、一般的にクレジットカードや電子マネーの平均的な加盟店手数料は3%前後が多いと言われており、それと比較しても圧倒的に安いです。

…といっても、飲食店などは薄利多売のところが多く、1.6%の手数料であっても負担は大きいものと思われます。

そのため、この手数料に負担を感じ、今後はPayPay加盟店を辞めてしまうお店が急増するかもしれません。

大手などは引き続き利用できる可能性が高そうですが、個人の零細飲食店などは「無料だから導入していたのであって、有料になるなら辞めるよ」となる可能性もあります。

決済手数料を有料化しても、加盟店は今までとほとんど変わらないかも?

一方で、有料化してもPayPayを辞めるお店はあまりなく、今までとほとんど変わらない可能性もあります。

何故なら、有料化した場合でも決済手数料は最低水準であり、キャッシュレス決済が普及してきたこの2021年にPayPayを辞めてしまうと、それまでPayPayで決済をしていたお客さんが来なくなる可能性が考えられるためです。

もしかしたら現金のみでも来店してくれるかもしれませんが、中には来なくなる人もいそうです。

そうなるとお店の売上が減り、手数料を支払ってでもPayPayを導入していた方が結果的には良かった、なんてことも起こるかもしれません。

また、クレジットカードや電子マネーを既に導入しているお店はPayPayだけ辞めるということは考えづらいので、引き続き利用できる可能性が高いと言えるでしょう。

地方のPayPayと現金のみの個人店は、PayPay加盟店を辞める可能性もあり

地方に行くと、PayPayと現金のみ利用可能な零細個人店がありますが、このような個人店はPayPayを使う人も少ない場合も考えられるので、これを機にPayPay加盟店を辞めてしまう可能性が考えられます。

「利用者が少ないなら、導入していてもあまり効果はないな。手数料も取られるしもう辞めよう」となってしまうかも?

以前に地方に旅行に行った際に、キャッシュレス決済に対応しているお店でも現金払いに誘導されることが多々あり、そのようなお店は利用者が少ないと思われるので辞めてしまう可能性もあります。

キャッシュレス決済に対応しているのに、現金払いに誘導させるお店について考えてみたこんにちは、マッピーです。 本日は、キャッシュレス決済に対応しているのにも関わらず現金払いに誘導するお店(店員)について、疑問に思って...

PayPay以外のQRコード決済は、1年無料などのキャンペーンを実施

一方でPayPay以外の他のQRコード決済は、PayPayとは違う動きを見せています。

d払いは、2021年9月1日以降に新規で申込みした加盟店を対象に、2022年9月30日まで決済手数料無料キャンペーンを開始。

楽天ペイは、2021年10月より新規の小規模加盟店を対象に決済手数料を1年間無料。

auPAYも2022年9月30日まで決済手数料を無料とするとしています。

このようにPayPay以外のQRコード決済は、キャンペーンにより1年間決済手数料を無料にするということです。

もしかしたら「PayPayは辞めたけど、他のQRコード決済は導入した」なんてお店も出てくるかもしれませんね。

以上、今回はPayPayの加盟店手数料有料化でどうなるか?についてお話しました。

個人的にはPayPayがほとんど使われていないような地方の個人店は辞めるかもしれないけど、それ以外はそこまで大きく変化はないのではないかと思っています。

使っているユーザーとしてはなるべく減らないで欲しいですね。

個人店でよく見かけるPayPayと現金のみの場合、PayPay決済できれば実質クレジットカード払いができますからね。

今後の動向に注目です。

それでは。

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今回のまとめ

・今までお店はPayPay決済手数料はかからず無料だったが、今後は有料となる

・有料化しても手数料は業界最低水準の1.6%~(クレカや電子マネーは3%前後が多い)

・PayPay加盟店を辞めてしまうと、売上が減ってしまうので引き続き利用できる可能性もある

・地方の個人店など、ほとんどPayPayを使われていなさそうなお店は、これを機に辞めてしまう可能性もある

・他のQRコード決済は1年間無料などのキャンペーンを実施し、PayPayとは違う動きを見せている