キャッシュレス決済

1回払いでポイントを付けてくれるクレジットカード会社、利益はどこから?

今回は皆さんに直接関係がある話ではありませんが、クレジットカード会社は一体どこから利益を得ているのかご存知でしょうか?

「リボ払いやキャッシングの手数料では?」「カードの年会費」と思った方。

賢いです。確かにそれはその通りなのですが、では1回払いをした場合は?

「こちらは余計な利息は一切支払っていないし、おまけにポイントまで付けてくれるなんて、何てお得なの」と思われる方もいるかも?

実は、1回払いであっても手数料は発生しているのです。

今回は、その仕組みからお話したいと思います。

カード決済されると、お店はカード会社に数%の手数料を支払っている

クレジットカードを1回払いで利用した場合、私達は一切手数料を支払っていませんが、お店側がカード会社に支払っているのです。

例えば、お客が1万円の買い物を1回払いで決済した場合、お客は後日カード会社からの1万円の請求を支払い、そのポイントも付与されますが、カードを使われたお店は、決済されたその1万円に対して数%程度の手数料をカード会社に支払っています。

手数料の割合は業種などによって異なり、3%前後が相場と言われています。(もっと低いところや高いところもあります)

そのため、お店には数%の手数料を引かれた金額のみが後日入金されるのです。

そして、その数%の手数料の中から一部をポイントとしてユーザー側に還元しています。

これが1回払いでもポイントを付けてくれて、カード会社の利益になる仕組みです。

しかし、加盟店からの手数料だけではやっていけないので、お客(利用者)にリボ払いやキャッシングの利用を勧めてきます。

リボやキャッシングを利用してもらうと、年利15~18%の大きな金利を取れるわけですから、カード会社としては積極的に利用して欲しいわけです。

「リボ払いにしたら1,000ポイントプレゼント」「初めてのキャッシング利用で金利優遇」などのキャンペーンを定期的に展開しているのは、それだけ利用者には積極的に使って欲しく、それらのエサを撒いてでもカード会社に取っては大きな利益になるから実施しているわけですね。

つまり、こういうカード会社の罠にはハマらず、余計な利息は取られずポイントだけ付けてくれる1回払いのみで使うのが賢い選択と言えます。

分割2回払いやボーナス払いも利息は取られません。

カード会社に手数料を支払ってでも、お店がカードを使えるようにする理由とは?

お店がカードを使えるようにするには決済手数料だけでなく、決済端末の導入などで初期費用がかかっています。

では何故、お店は初期費用や決済手数料を支払ってでもクレジットカードを使えるようにしているのか?

まず、カードを使えることによって、集客効果が見込めるからです。

現金のみでなく、カードも使えるとなれば、より多くのお客様の来店する機会を増やすことができます。

また、現金であれば手持ちがなければ購入を諦めてしまうこともありますが、クレジットカード払いに対応していれば、そういった場合でも販売機会を逃さず商品を購入してもらえる可能性が高まりますね。

特に分割払い・リボ払い・ボーナス払いに対応することにより、高額商品でも売りやすくなります。

他にも、カード払いのお客は現金払いのお客と比べてついで買いをしてもらえる傾向にもあります。

お店側にも、お釣りや両替の用意や、入金のために銀行に行く手間の削減など、現金を管理する負担が軽減されるメリットもあります。

以上、今回は、クレジットカード会社はどこで利益を得ているのか、お店は手数料を支払ってでも何故カード決済を導入するのかを記事にしてみました。

普段、皆さんが気にすることではありませんが、知識として知っておくと何かの役に立つことがあるかもしれません。

それでは。

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今回のまとめ

・カード会社はリボやキャッシングの手数料、年会費で利益を得ている

・1回払いであれば、加盟店からの手数料で利益を得ている

・カード会社は、利用者に積極的にリボやキャッシングを利用して欲しいと思っている

・お店が手数料を支払ってでもカードを使えるようにしているのは、集客効果や販売機会を逃さないこと、現金管理の手間の軽減など