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普通預金はもったいない!眠っている預貯金を有効活用する方法を解説。ネット銀行なら金利200倍も

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こんにちは、マッピーです。

「頑張って貯金してきたけど、そのまま普通預金に入れておくのはもったいないと聞いた」
「貯まった預金を使って、少しでもお金を増やしたい」

昔は預貯金だけ続けていれば良い時代もありましたが、今はもったいないどころか、時代遅れなどと言われてしまうことも…。

そこで本記事では、普通預金が何故もったいないと言われるのか、そして眠っている現金を有効に活用する方法、おすすめのネット銀行とネット証券、こんな時代だからこそお金の勉強が必須である理由について解説しています。

本記事を読めば、普通預金だけだと大損する理由や、今眠っている預金で200倍トクする方法もわかります。

実際に筆者が利用している実体験も交えて解説しているので、普通預金はもったいないと考えていて、その預貯金を少しでも増やしたいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてください。

普通預金がもったいないと言われる理由

何故普通預金のままではもったいないと言われるのか、その理由について解説します。

×低金利で利息がほぼ0

ほとんどの店舗型の銀行では、2023年現在の普通預金の金利は0.001%。(定期預金でも0.002%とほぼ変わらず)

仮に100万円を1年預けっぱなしにしても利息はわずか10円で、税引き後は7、8円にしかなりません。

これではいくら貯金を続けていても利息で増やすのは難しいでしょう。

ちなみに1974年には、普通預金の金利が3%も付いていた夢のような時代がありました。

100万円を1年預ければ3万円も利息が付いたことになり、そんな時代を経験されている方であれば、確かにずっと普通預金だけでも良かったかもしれません。

しかし、現在の金利はほぼ0であり、昔は親に「しっかり貯金しなさい」と言われた方も、この方法を続けていてもお金を増やすのは到底不可能です。

×預金しているのにお金が減る!?インフレリスク

お金が増えなくても、銀行に預金さえしておけば安心と考えていませんか?

実は銀行に預金だけしていても、お金が増えるどころか減ってしまう目減りリスクがあります。

それがインフレ。

インフレとは、インフレーションの略で物の値段が上がり続け、お金の価値が下がることを言います。

2022年には円安と物価高で、多くのものが値上がりしたのは記憶に新しいでしょう。
インフレが起こると実質的にお金の価値が減ることになります。

例えば、2019年頃はハンバーガー1個100円で買えたものが、2023年2月現在では170円出さないと買えなくなっています。

つまり、現金の額面は変わらなくても、お金の価値は下がっていることを意味します。

これがインフレの怖いところ。

預貯金は見た目の金額が変わっていないだけで、その価値まで保証されるわけではありません。

×預金先の銀行が破綻する可能性

銀行に預けておけば安心という時代ではなく、預金している金融機関が破綻する可能性もゼロではありません。

過去には破綻した金融機関は数多くあります。

万が一破綻した場合は、預金保険制度(ペイオフ)により、元本1,000万円と破綻日までの利息は保証されますが、それを超えた分については保証の対象外です。

つまり、同じ金融機関に1,000万円を超える預金をしておくことは安全面から考えてもおすすめできません。

眠っている預貯金を有効活用する方法

このように普通預金だけでは様々なリスクがあることがわかりましたが、その眠っている預貯金を少しでも増やしたい、有効に使いたい場合は一体どうすればよいのでしょうか?

これから有効な利用方法について解説していきます。

◎ネット銀行の普通預金に預金する

こちらは普通預金のままですが、店舗型の銀行ではなく、店舗を持たないネット銀行に預金する方法です。

ネット銀行は実店舗を持たないため運営コストが少なく、その分高金利であることが多い。

金融機関にもよりますが、ネット銀行は普通預金の金利で0.1%〜0.2%程付けてくれるところもあります。

店舗型の銀行ではほとんどが普通預金の金利は0.001%なので、その差はなんと100〜200倍!!

【100万円を1年間普通預金で預金した場合】

  • 店舗型の銀行(0.001%)⇨ 利息10円(税引き後7、8円)
  • ネット銀行(0.2%)  ⇨ 利息2,000円(税引き後1,500〜1,600円)

2,000円−10円=1,990円の差(金利差200倍!)

同じ普通預金に預けているだけでこれだけの差があります。

200万円、300万円ともっと多くの現金を持っている方なら、さらに差は広がります。

また、金利0.2%であれば下手な定期預金よりもよっぽど高金利なので、店舗型の銀行で定期預金するくらいなら、ネット銀行の普通預金にした方が断然お得です!

そんなお得なネット銀行ですが、メリットとデメリットを含めた特徴は、下記の通りです。

【ネット銀行のメリット】

  • 金利が高い
  • 振込やATM手数料が安い
  • 手続きは全てネット上で完結する

【ネット銀行のデメリット】

  • 利用するにはネット環境が必要
  • 実店舗がないため、対面でサポートを受けられない
  • 自動振替や振込口座に設定できない場合がある
  • IDやパスワードなどの管理が必要

◎ネット証券で積立投資を始める(つみたてNISAなど)

もう少しリスクを負ってでもより大きな資産形成をしたい方は、ネット証券で口座開設をして、積立投資をするのがおすすめです。

積立投資とは、同じ金融商品(投資信託など)を一定期間ごとに(毎月・毎週・毎日)買い付けていく方法です。

投資信託の平均利回りは3〜10%程なので、長期で積立投資を続ければ大きくお金を増やせる可能性が高くなります。

主なメリットとデメリットは下記の通りです。

【積立投資のメリット】

  • まとまったお金がなくても少額からスタートできる(ネット証券なら100円から)
  • 自動買付のため、一度設定するだけで継続できる
  • ドルコスト平均法により平均購入単価を抑えられ、リスク分散できる
  • 長期で続ければ儲かる可能性が高い
  • NISA口座なら非課税

【積立投資のデメリット】

  • 元本割れする可能性がある(特に短期で辞めた場合)
  • 短期間で大きなリターンを得るのは難しい
100円から気軽に始められるのは投資初心者にも優しいニャ

また、通常の課税口座であれば得られた利益に約20%の税金がかかりますが、NISA口座(つみたてNISAなど)なら5年間、または20年間が非課税です。

「投資」なので元本割れする可能性はありますが、市場の動きを表す指数と同じ動きをするインデックスファンドに長期で積み立てていけば、平均5%程度のリターンは得られる可能性が高くなります。

真面目にコツコツと預貯金を続けてきた方なら、コツコツと積立投資をしていくのも不可能ではありませんので、将来に向けて少しずつ資産形成していきたい方におすすめです。

また、積み立てた投資信託はいつでも現金化できますので、万が一、資金が必要になった際は売却することも可能です。

2024年から新NISAがスタートします。非課税期間は無期限となり、つみたて投資枠の年間投資枠も120万円になるなど大幅に刷新されます。

◎老後のためにiDeCoを始める

iDeCoは私的年金制度の1つで、ご自身で加入の申込み、掛金の拠出、運用を行い、60歳以降に老齢給付金として受け取れます。

20歳〜65歳までの方であれば例外を除き基本的に誰でも加入可能で、節税しながら老後の資産形成ができるのが大きな特長です。

メリットとデメリットは下記の通りです。

【iDeCoのメリット】

  • 積み立てた掛金は全額所得控除の対象(所得税・住民税が軽減)
  • 運用中に増えた利益も非課税
  • 受け取り時も税制優遇あり(一時金なら1,500万円まで課税なし)
  • 万が一受け取る前に死亡した場合、遺族が死亡一時金を受け取れる

【iDeCoのデメリット】

  • 原則60歳まで引き出しは不可(加入期間によっては60歳を超える場合も)
  • 各手数料がかかる(新規・収納手数料・事務委託手数料など)
  • 掛金に上限がある(会社員は月額1.2万〜2.3万・自営業は月額6.8万円まで)
  • 元本割れする可能性がある

しばらく使う予定はないけれど、老後に向けて今からコツコツと資産形成していきたい方に向いています。

ちなみにiDeCoは店舗型の銀行でも始めることはできますが、ラインナップが豊富で手数料も安いネット証券で始めるのがおすすめです。

おすすめのネット銀行・ネット証券

次にその中でも特におすすめのネット銀行やネット証券を紹介します。

ここで紹介した金融機関は全て筆者も実際に利用しており、良いと思ったところだけを厳選して紹介しています。

ネット銀行

まずはおすすめのネット銀行から紹介します。

①あおぞら銀行 BANK支店

普通預金の金利が圧倒的に高いのが特長。

口座開設さえすれば普通預金の金利が誰でも0.2%になります。

また、ゆうちょ銀行ATMなら何度でも手数料無料で入出金可能なため、普段の生活口座としても使えます。

定期預金の金利も高いので、ある程度まとまったお金を現金としておいて置きたい方におすすめです。

【ここが◎】

  • 誰でも無条件で普通預金の金利が0.2%
  • 定期預金の金利も高い(0.2〜0.25%)
  • ゆうちょ銀行ATMなら、手数料無料で何度でも入出金できる

【ここが×】

  • IDやパスワードが複数存在し、管理が大変
  • 他行宛振込手数料を無料にする条件が意外に厳しい

普通預金金利0.2%はBANK口座限定です。有人店舗型口座は0.001%なので間違いないように注意しましょう。

②楽天銀行

楽天の各サービスを使っている方におすすめのネット銀行。

300万円までと上限があるものの、楽天証券と連携すれば金利は0.1%の高金利になります。

また、残高100万円以上のVIPステージなら、ATM手数料が月5回まで無料、他行宛振込手数料も月3回まで、取引の度に楽天ポイントが付与される倍率も3倍になるなど、使い勝手が抜群。

さらに楽天カードの引き落とし先に設定すればSPU倍率+1%や、引き落としで最大9ポイント貯まるなど、魅力的なサービスが盛り沢山。

【ここが◎】

  • 楽天証券と連携(マネーブリッジ)で、普通預金の金利は5倍の0.1%になる
  • ハッピープログラムによりステージに応じて、他行振込手数料やATM利用手数料が複数回無料となり、取引ごとに楽天ポイントが付与される

【ここが×】

  • 普通預金の金利優遇は300万円まで(300万円を超えた分は0.04%)
  • 楽天のサービスを使っていない場合、メリットは小さい

③SBJ銀行

韓国の大手銀行「新韓銀行」(Shinhan Bank) の日本法人。

少しマイナーな銀行ですが、普通預金の金利が0.1%と高いだけでなく、他行宛への振込手数料無料回数と提携先ATMでの入出金手数料無料回数が無条件で多いのが大きな特長です。

月に何度も他行宛へ振込する方や、何回も入出金をする方は手数料を節約できるため特におすすめです。

【ここが◎】

  • 普通預金の金利が0.1%(普通預金プラスの場合。通常の0.02%に+0.08%加算)
  • 定期預金の金利も高い(0.12〜0.2%)
  • 振込手数料が月5回まで無料(SBJダイレクト利用)
  • セブン銀行・イオン銀行・イーネットATMでの入出金が月10回まで無料
  • ゆうちょ銀行・みずほ銀行ATMでの入出金も月3回まで無料

【ここが×】

  • 普通預金プラスの金利が0.1%になるのは、1,000万円まで(追加の+0.08%分は月内の最低残高に対して加算)
  • 公共料金や税金などの口座振替に対応していない

ネット証券

手数料が安く、積立投資をするのにおすすめなネット証券を紹介していきます。

各社豊富なラインナップを揃えているだけでなく、100円から投資信託の購入もできるので、初めてスタートする投資初心者の方にもピッタリです。

また、こちらで紹介しているネット証券はiDeCoでの利用もおすすめです。

①楽天証券

楽天のサービスを利用している方におすすめのネット証券。

従来の楽天カードによる積立だけでなく、新たに楽天キャッシュを使った投資も可能です。

楽天カード等から楽天キャッシュへのチャージで0.5%のポイントも付くため、実質0.5%還元で積立投資ができます。

また、サイトの表示も非常に見やすいので資産管理もしやすいでしょう。

【ここが◎】

  • クレカ積立だけでなく、楽天キャッシュによる積立も可能(2つ合わせて合計10万円まで)
  • 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が0.1%にアップ
  • ポイント投資ができる(投資信託・株など)
  • サイトの表示が見やすく、初心者でも使いやすい

【ここが×】

  • 投資信託保有でのポイント付与はない(初めて一定の残高に達した時のみ付与)
  • 楽天カードによる投信積立はポイント還元率が0.2%と低い(信託報酬の販売会社分が0.4%以上の銘柄のみ1%)

②マネックス証券

マネックスカードによる投信積立で1.1%という高還元率を得られるのが大きな特長。

貯まったポイントは、dポイントやPontaポイントへの交換、投資信託の買付などにも使えるため使い道にも困りません。

マネックス証券で積立投資するなら、マネックスカードは必須。

【ここが◎】

  • マネックスカードによる投信積立で1.1%のポイント還元
  • 貯まったマネックスポイントは様々なものに利用できる(dポイントやPontaポイントへ交換・投資信託の買付など)

【ここが×】

  • マネックスカードで積立しなければ、大きなポイントを得るのが難しい(他は投資信託保有・キャンペーンなど)

③SBI証券

投資信託の残高に応じて付与される保有ポイントが他社と比べて高いのが魅力のネット証券。

保有ポイントは毎年付与されるため、大きな資産を持っている方はよりお得に利用できます。

また、通常の三井住友カードでの投資は0.5%と低めなものの、ゴールドカード以上で投資をすれば1%以上になり、ポイントがガンガン貯まります。

ゴールドカードを持っている、これから作るという方には非常におすすめの証券会社です。

【ここが◎】

  • 投資信託の残高に応じてもらえる保有ポイントが他社より高い(年0.02〜0.25%)
  • 三井住友ゴールドカードやプラチナカードで積立をすれば、ポイント還元率が大幅にアップ(ゴールド1%・プラチナ2%)
  • Pontaポイント・dポイント・Tポイントの中から好きなポイントを選べる(新規口座開設や投資信託の保有など)

【ここが×】

  • 通常の三井住友カードでの積立の場合、還元率は0.5%と低め

これからはお金の勉強が必要な理由

「普通預金はもったいない」「ネット銀行やネット証券がお得」というのも、お金の知識(マネーリテラシー)があるからこそ判断できるものです。

つまり、それだけお金の勉強は非常に大切だということ。

お金の知識があれば、下記のような大きなメリットが得られます。

  • 大切なお金を守れる
  • 日常生活で何がトクで何が損なのか判断できるようになる
  • 社会保障や税金、資産形成の知識が身につき、将来、お金の不安から解消される

例えば、お金の知識がない状態だと怪しい投資話に騙されて大金を失ってしまったり、営業マンに勧められよくわからない保険に入ってしまうなど、大損する可能性も考えられます。

また、今回のようにネット銀行やネット証券がお得なこともわかり、結果その学んだ知識を活かして正しい方向で資産運用を行えば、将来のお金の不安からも解消されるようになります。

もちろん、お金の勉強は独学で学ぶのもありですが、例えば書店にはたくさんのお金の本が並んでおり、何を買っていいのか、どこから手を付けてよいのかわからないのではないでしょうか?

お金の勉強は難しいニャ

そこでそんな初心者の方が初めてお金の勉強するのにおすすめなのが、お金の教養講座です。

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この体験セミナーだけでも、学べることはたくさんありますよ。

もちろん、独学でも勉強できる方や、周りで詳しい方がいるのであれば、そういった方法で学んでいくのもおすすめです。

まとめ:ネット銀行の利用とネット証券での積立投資がおすすめ!ただし、お金の勉強はもっと大切

今回は、普通預金がもったいないと言われるその理由と、眠っている現金を上手に利用する方法、おすすめのネット銀行とネット証券、お金の勉強が必要な理由について解説しました。

ネット銀行で口座開設をしたり、積立投資を始めるのももちろん大切ですが、将来に向けてお金の勉強することはさらに重要です。

以下の講義は「お金の基礎」から目的に合った投資方法、失敗しないための重要ポイントまで詳しく教えてくれるので、「これからお金の勉強を始めたい」という方は、是非こちらもご検討ください。

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今回のまとめ

・普通預金がもったいないと言われるのは、低金利で利息ほぼ0、インフレリスク、預金先の銀行が破綻する可能性などがあると考えられるため

・金利ほぼ0の普通預金は、ネット銀行やネット証券で積立投資、iDeCoなどで有効に活用すると良い

・ネット銀行→あおぞら銀行、楽天銀行、SBJ銀行、ネット証券→楽天証券、マネックス証券、SBI証券がおすすめ

・特にあおぞら銀行は、普通預金の金利が店舗型の200倍!

・お金の知識がなければ有効に活用したり、守ったりする方法が理解できないので、お金の勉強はもっと大切