キャッシュレス決済

カードの国際ブランドってどれを選べば良いの?国際ブランドの違いについて

クレジットカードを作ろうと思った際、国際ブランドが既に決まっているカードもあれば、楽天カードのように複数の中から選べる場合があります。

その場合、どれを選んだら良いのか迷ってしまうことはないでしょうか?

クレジットカードにはVisa 、MasterCard、JCBなど複数の国際ブランドがあります。

他にもアメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカード、中国ブランドの銀聯カード(ぎんれんカード)などもありますが、基本は上記の3ブランドだけ覚えておけば大丈夫です。

結論から言うと、日本国内で使用するには、Visa、MasterCard、JCBなら、どれを選んでも大差ありません。

楽天カードや一部のカードではアメリカン・エキスプレス・カードを選べますが、使える加盟店がJCBより少なく、楽天カードでは、Google PayやApple Payが使えない、楽天関連サービスのキャンペーン対象外になっていたり、海外利用での手数料が高かったりするため、オススメしません。

VisaとMasterCardはアメリカの会社ですが、JCBは唯一日本初のブランドのため日本の会社を応援したいのであればJCBを選べばよいと思います。

ただし、JCBは国内でもたまに使えないお店があったり、QRコード決済に使えないことも多く、また、国にもよりますが、海外では使えないことも多々あるため、迷ったら最初の1枚はVisaかMasterCardをオススメします。

Visaは世界シェア1位、MasterCardも世界シェア2位のため、この2つが使えないことはほぼないからです。

日本国内で使用する分にはほぼ一緒ですし、海外で使用する際も、多少レートが違う場合があって数年前はMasterCardの方がレートが良いなんてこともありましたが、今はそこまで大差はありません。

ではどちらを選べばよいのか?

Visa が使えてMasterCardが使えない、またはその逆も一部のケースを除いてほぼないためお好きな方で問題ないでしょう。

何故一部と書いたかは、一部の電子マネーはMasterCardからでないとチャージできないものが存在するからです。

例えばauPAYのチャージはMasterCardと一部のVisaカードからしかチャージできません。

auPAYを使われる予定があるならMasterCardを選んだ方が無難かもしれません。auPAYについては↓こちらで解説しています。

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ただ、初めてクレジットカードを作る場合は、そこまで深く考えなくても大丈夫です。

国際ブランドの違いを認識して、まずはカードを作り、使ってみてください。次のカードを作る時が来たら別ブランドを選ぶという方法もありますので。

それでは。

今回のまとめ

・日本国内で使うならどれを選んでも問題ないが、どこでも使えるVisaかMasterCardがオススメ

・JCBはQRコード決済に使えなかったり海外で利用できない場合もある

・日本企業を応援したいのならJCB