ゆるく生きる

ゆるく働くことに後悔はないか?メリット・デメリット含め経験者が解説

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こんにちは、マッピーです。

「今の仕事がきつく、もっとゆるく働きたいけど、収入が減って後で後悔しそう」
「世間体も気になるので、実際にゆるく働いている人の話が聞きたい」

ゆるく働くことに興味はあるけれど、実際にやるとなると不安も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、週5フルタイム労働の会社員を辞めて、週3~4日のゆるい労働で生活している筆者の経験談と合わせて、そのメリットやデメリット、後悔しないための方法等を解説しています。

働く事に疲れて、ゆるい働き方に興味を持っている方はぜひ最後まで読んでみてください。

ゆるく働く事に後悔している?⇒ 筆者の場合、全く後悔していないが、収入面を重視するならやめた方がよい

筆者のマッピーは2022年秋頃までは会社員をしておりましたが、労働環境がとても悪く、いつ体調を崩してもおかしくない状況にあったため退職し、現在はUber Eats や出前館などのフードデリバリーサービスの仕事を週3~4日でゆるくやりながら、このブログを運営して生計を立てています。

この働き方が非常にマッチしており、後悔は全くなく、むしろ会社員時代より幸福度は大幅に上がりました。

その理由は、下記の通りです。

  • いつでも休めて、好きな時に自由に稼働できる仕事のため
  • バイクで走るのが好きなため
  • 料理を届けるだけなので、とても簡単で精神的にも楽なため
フーデリは企業に雇われているのではなく、業務委託を受ける個人事業主なのでこんな働き方ができるよ

「週1で数時間だけ働く」「週3だけ稼働する」
このように自由自在に働く時間をコントロールできるのはとても魅力でした。

稼ぎたいと思えば週5フルタイムでの稼働もできますが、現在はサイドFIREができるくらいの資産はあるので無理する必要はなく、週3~4日のみ稼働のゆるい働き方をしています。

↓Uber Eats や出前館などのフードデリバリーの働き方については、下記の記事をご覧ください。

Uber Eats や出前館は、サイドFIREをするのに最高な働き方ではないかと思った話こんにちは、マッピーです。 今回は、Uber Eats の配達パートナーや出前館の配達員が、サイドFIRE(セミリタイア)をするの...

ちなみに奥さんは正社員でフルタイム労働ですが、そう遠くない将来やめるでしょう。

働く時間が減った分は、買い物や掃除、洗濯、料理などできることはなるべく積極的にやるようにしています。

もちろん会社員時代に比べると収入は大幅に下がっていますが、それ以上にストレスが大幅に軽減され、精神的に非常に楽になりました。

  • 毎日早起きする必要がなくなった
  • 日曜日の夜に憂鬱な気分にならない
  • 働く時間を自由に調整できるので、急用ができてもすぐに対応できるようになった
  • 家族やプライベートの時間をたくさん取れるようになった

我が家の場合は、少ない支出で満足のいく生活ができているため、現在の収入面でも全く問題ありませんし、これでも余剰資金は十分積立投資に回せています。

ただし、ゆるく働くということは労働時間も減るので、収入が下がります。

現在の収入で生活がギリギリの方や、多少きつくても収入を重視する方は辞めた方がいいでしょう。

お金ももちろん大事だけど、働くのは程々にしてプライベートの時間を充実させたい

ゆるく働く メリット・デメリット

◎メリット

時間に余裕があるので、好きなことができる

ゆるく働く=労働時間を減らすだけ、だけではありませんが、ゆるく働くということはプライベートな時間がたっぷり取れるということ。

週5フルタイム勤務の場合、週に2日しか休みがありませんが、週3、4日くらいの労働であればそんな心配はなくなります。

例えば、下記のようなことも可能です。

  • 大切な家族や友人と過ごす時間を増やせる
  • 長期の旅行に出掛ける
  • 趣味を満喫する

筆者のマッピーの場合は、奥さんとの時間をたくさん取ったり、安い時期や平日の時を狙って旅行に行ったりします。

週5フルタイム勤務の正社員ではなかなか難しかったので良かったと思っています。

ストレスが大幅に減るため、精神的にも非常に楽

週5フルタイムの正社員という働き方は、想像以上にストレスが溜まります。

過酷なノルマや責任を求められ精神的にボロボロになり、さらに休日は土日祝のみ。

これではストレスも疲れも溜まり、いつ体を壊してもおかしくありません。

ゆるく働くということは、このような働き方を脱出し、自由に時間を調整できるフリーランス、短時間勤務のアルバイトやパート、派遣、契約社員などになるということです。

一部ゆるく働ける正社員もあるかもしれませんが、一般的ではないためここでは除外します。

働く時間を大幅に減らせ、求められる仕事のレベルも正社員より小さいため、ストレスは大幅に減り、精神的にも非常に楽になる可能性が高いでしょう。

お金のために無理して働いて、うつ病になったらそれこそ大変だ

興味のある仕事に挑戦しやすくなる

正社員でフルタイム勤務の場合、自分がやりたいことがあっても会社の命令は絶対であり、希望通りの仕事ができるとは限りません。

また、副業でやりたい仕事にチャレンジすることはできますが、疲れている体では体力的にも精神的にもなかなか厳しいと思われます。

その点、ゆるい環境で働けば時間や体力も十分確保できるので、自分の興味のある仕事に挑戦しやすいでしょう

例えば、下記のようなことも可能です。

  • 週3程度バイトしながら、Webライターや動画編集の仕事にチャレンジする
  • 地方に移住し、農業のバイトを経験してみる
  • 働く時間を自由に調整できる、Uber Eatsでゆるく働く

正社員では会社の仕事だけで時間は精一杯ですが、働く時間も減らせて、精神的にも楽な仕事に就けばより興味のある仕事に挑戦しやすくなります。

×デメリット

収入が下がるので、生活面で不安定になりやすい

もちろん労働時間だけで全て判断はできませんが、基本的に正社員でフルタイム勤務の場合、専門的なスキルや結果を求められ、ゆるく働くのはなかなか難しいかもしれません。

ストレスが大幅に減るため、精神的にも非常に楽でも触れていますが、ゆるく働けるのは、働く時間を自由に調整できるフリーランス、短時間勤務のアルバイト、パートなどに限られてきます。

これらの職業の場合、フルタイム勤務に比べると当然収入は下がるため、生活面で不安定になりやすくなります。

少ない支出で満足のできる生活ができれば問題ありませんが、正社員でフルタイム労働の収入を基準としていた場合、生活面で苦しい思いをする可能性があります。

スキルが上がりづらくなる

ゆるく働きやすい、アルバイトやパート、派遣や契約社員等の場合、バリバリ働く正社員に比べるとスキルは上がりづらい傾向にあります。

ゆるく働くということは、働く時間を減らし、精神的にも楽な状況にあるため、どうしてもフルタイム勤務に比べるとスキルは上昇しづらいでしょう。

中には短時間勤務でもしっかりスキルを上げる方もいるので一概には言えないかもしれませんが、これは時間に制約のある働き方ならではのデメリットです。

結婚している場合、相手の理解が必要

結婚していて、もしパートナーが「仕事がキツイので、勤務時間を減らしてもっと楽な仕事に就きたい」と言ってきたらどうでしょう?

収入が大幅に減るので、猛反対される可能性は非常に高いと思われます。(特に子供がいた場合は尚更)

女性の場合はまだ理解してもらいやすいですが、男性の場合は明確な理由がない限りパートナーに理解してもらうのは非常に難しいのではないでしょうか。

生活が楽でないのにバイトに切り替えたいと言われたら、確かに嫌かも…

未婚の場合、結婚は難しくなる(特に男性)

もしあなたがまだ未婚の場合、相手が週3~4日程度ゆるく働いて必要最低限の収入しかなかった場合、結婚を考えられますか?

多くの方は将来が不安になって、結婚に踏み切ることはできないのではないでしょうか?

こちらも女性ならまだしも、男性側が「週3、4日程度しか働いていない」と言った場合、それを理解してくれるのは非常に難しいと思われます。

仕事によっては世間体が悪くなる

日本では「バリバリ正社員で働いて当然」という考え方が今でも根強く残っています。(特に男性は)

そんな中、例えば「バイトで週3だけ働いている」「Uber Eats で生計を立てている」こんなこと言ったらどうでしょうか?

正社員で働いて当然と思っている人からしたら、冷たい目で見られる可能性が高いです。

世間体を気にする人は、このことは頭に入れておいた方がよいでしょう。

世間体が気になる人は、余計なことをわざわざ言わない方がいいかもね

ゆるく働いて後悔しないためにはすること

✓なるべく好きで、嫌でない仕事に就く

ゆるく働く=労働時間を減らす

もちろんそうなのですが、大事なのはこれだけではありません。

いくら労働時間を減らしても、嫌な仕事を選んでいては「ゆるく働く」とは程遠い人生になってしまいます。

人と話すのが苦手な方が無理してコールセンターのバイトをしたら、精神的におかしくなりますよね。

時間だけでなく、仕事内容もできれば自分に合ったものを選びたいところです。

例えば、下記のような仕事に就く良いのではないでしょうか。

  • 【人と話すことが好き】
    ⇒ コールセンター、カウンセラー、販売員など
  • 【一人で黙々と仕事したい】
    ⇒ Webライター、データ入力、新聞配達員、軽作業など
  • 【料理が好き】
    ⇒ 飲食店のキッチンスタッフ
自分に合った仕事の方が、幸福度が高まるよ

✓時給だけで仕事を選ばない

目先のお金に釣られ、時給だけで仕事を選ぶと後悔する可能性が高まります。

なるべく好きで、嫌でない仕事に就くでも触れていますが、その仕事内容が自分に全く合わなければ、ただただ苦痛なだけです。

ゆるく働くことのよって収入は減るので、それを補うため時給ももちろん大事ですが、仕事内容もしっかり確認することが重要です。

✓なるべく満足度を下げずに生活コストを下げる

毎月かかる支出を下げられれば、少ない収入でも生活は可能となるため、収入の心配は減ります。

ここでポイントとなるのが、生活に必須なもの、好きなものは省いてはいけません。

削減しても自分の生活にあまり影響がないものを最適化していくことです。

無駄な支出を月3万、4万削減できるだけで、生活はグッと楽になるでしょう。

例えば下記などがあります。

  • 大手キャリアなら格安SIMに変える
  • 無駄な保険は見直す
  • 使用頻度が低いサブスクは解約する
  • 車は週末しか乗らないなら、バイクやレンタカー、自転車に乗り換える
変動費より、まずは大きな支出を占める固定費を見直すことが大事だよ

✓サイドFIREできる状態まで資産を作る

経験者なので話せますが、当ブログで圧倒的におすすめしたいのがこの方法で、サイドFIREできる状態まで資産を作ることです。

筆者は、まだその資産からの取り崩しまではしていませんが、これに近い状態です。

サイドFIREは、資産運用による不労所得+好きな仕事を組み合わせて生活する方法です

簡単に言うと投資で自分のお金を働かせて、その運用益を生活費にします。

4%ルールというものがあり、年間支出の25倍の資産(米国インデックスファンド等)を作って、その資産から毎年4%ずつ取り崩していけば半永久的に資産はなくならないというもの。

例えば、1,000万円の資産があり、それをS&P500等のインデックスファンドに投資しているとすると、

【例】1,000万円×4%=年間40万円(毎月3.3万円)

毎月3,3万円はお金が働いて稼いできてくれますので、足りない分だけ仕事をすればよいというわけです。

※もちろん投資なので毎年必ずこのリターンが出る保証はありませんが、過去の平均から見る7%くらいのリターンは出ています。

S&P500は米国を代表する株価指数で、インデックスファンドはその指数に連動する投資信託のことだよ

資産額が多ければ多いほど運用益も多くなり、たとえ収入が少ない仕事に就いたとしても運用益で生活費をまかなえる可能性が高まるため、あなたが働く時間は大幅に減らせます。

この状態になれば時給などはあまり気にせず、好きな仕事だけをやっていくということは十分可能です。

「1,000万円も貯金ないよ」という方も安心してください、時間さえかければ誰でも1,000万円以上の資産を作れます。

その方法は下記の方で解説しています。

ハッピーFIREを目指す方へ ✓本記事はプロモーションが含まれています。 【重要】まずはFIRE後にやりたい事を明確にする ...

まとめ:ゆるく働くには、まずは支出の最適化をして、自分に合った仕事を見つけよう!

以上、今回は、筆者のゆるく働いて後悔したかどうかの経験談と、そのメリットデメリット、後悔しないためにすることを解説しました。

筆者の場合、サイドFIREできる状況+自分に合った仕事が見つかったことにより、後悔どころか幸福度が大幅に上がりましたが、収入面を重視される方は後悔する可能性が高まります。

それでもゆるく働きたい、という方は、まずは固定費を見直して無駄な支出を削減し、労働時間を減らすだけでなく、なるべく好きで嫌でない仕事を見つけられるかどうかが重要なポイントです。

さらに少しずつでもよいので、投資による資産形成も進められると将来お金の面で苦労することは減るでしょう。

下記の記事では、FIREを目指すメリットについても解説しているので、よければこちらもご覧ください。

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今回のまとめ

・ゆるく働いている筆者の場合、後悔どころか幸福度は大幅にアップした

・収入面を重視するならやめた方がよい

・時間がたくさん取れ、ストレスも軽減され、興味のある仕事に挑戦しやすくなる

・逆にスキルは上がりづらくなり、未婚の場合は結婚が難しくなる可能性あり

・ゆるく働いて後悔しないためには、支出を最適化し、自分に合った仕事を見つける

・同時に資産形成を進め、サイドFIREできる状態まで資産が作れると尚良い