こんにちは、マッピーです。
本日は、キャッシュレス決済に対応しているのにも関わらず現金払いに誘導するお店(店員)について、疑問に思っていたので記事にしてみました。
以前に東北方面に旅行に行く機会があり、飲食店やスーパー、観光地など様々な場所でキャッシュレス決済に対応しているお店が増えていましたが、にも関わらず現金払いが当たり前かのような扱いを受けたので、その点について考えてみました。
現金払いのみのお店であればわかるのですが、対応しているのに何故?と。
マッピーは東京都に住んでいるので、東京や神奈川、埼玉県などの首都圏では現在このようなお店は少ないように思いますが、地方に行くとまだまだ現金払いが当たり前のような印象です。
そこでキャッシュレス決済に対応しているのに何故現金払いにさせようとするのか?
マッピーの体験談を含めて色々と考えてみましたので、良ければ一度最後まで読んで下さい。
飲食店・スーパー・観光地でこのような場面で現金払いに誘導された
最初はある飲食店での出来事です。
飲食店で食事をし、会計をしようとレジに向かいました。
レジにはクレジットカードの国際ブランドのマークや、電子マネー、各種Payのマークがなかったため現金払いしかできないと思いましたが、念のため店員さんに質問しました。
「カードなど現金以外は使えますか?」と。
すると店員さんは「カードが使えます」と答えてくれました。
使えるなら「クレジットカード使えます」とか、国際ブランドのマークを表示してくれないと、質問するまでこちらは一切わかりません。
個人店だったので、導入はしたけれど手数料の関係であまり使って欲しくないのかもしれません。
次に遭遇したのはスーパーです。
こちらはレジにしっかりカードが使える旨の表記がありました。(カード決済機も置いてありました)
ちなみに東北地方でチェーン展開しているお店なので個人店ではありません。
クレジットカードで支払うためカードを持って会計を待っていると、金額が確定した後に「お会計はこちらです」とセルフレジに誘導されました。
そのセルフレジで操作をしてカードを支払おうとするも、現金払いと店独自の電子マネーのみしか表示がなく、どうやってカードで支払うのかわからず操作を確認していたところ店員さんが気付いて「カードでしたか、失礼しました。カードの方はこちらです」と他の方の会計が終わった後に再び通常レジに戻されました。^^;
どうやらこのお店ではカード決済の場合はセルフレジではなく、通常レジでのみ行うようです。
それなら最初から「お会計はクレジットカード、現金、お店独自の電子マネー(名前は忘れました)どれになさいますか?」などと聞いてくれればこのようなことにはならなかったでしょう。
当たり前のように現金払いかお店独自の電子マネーのセルフレジに誘導しているので、この店員はおそらくカード払いをする客なんてほとんどいない、支払いは現金か店の電子マネーが当然と思っていたのかもしれません。
それかカード決済の場合は事前に伝えないといけなかったのかもしれませんが、初めて来店したお店なのでそのようなルールがあってもこちらはわかりませんし、そんな案内表記もありませんでした。
レジをしていたのはパートさんの可能性もあるので、経営者のように手数料のことまで考えてセルフレジに誘導したとは考えづらいですね。
最後は観光地です。
地方の観光地としては珍しくPayPayに対応していました。(PayPayのバーコードが置いてありました)
PayPayで支払おうとスマホを出して準備しているのにも関わらず「支払いは現金でいいですか?○○円です」と、あたかも現金で支払ってくるのを待っているような状態でした。
「いえ、PayPayでお願いします」と伝えると「わかりました」と、バーコードを読み取って決済が完了しました。
PayPayか現金かどちらか選べるのだから、その旨聞いてくれてもいいのにと思いますが、現金払いと決めつけて誘導してくるのはどうかと思いました。
スマホを持って準備しているのだから、気付いて欲しかったなと。
地方ではまだまだ現金払いが当たり前なのでしょうか?そんなことはわからないようでした。
キャッシュレス決済に対応しているのに、現金払いに誘導するのは何故か?
では、何故キャッシュレス決済に対応しているのに現金払いに誘導してくるのか色々と考えてみました。(先程の内容と少し被ります)
先程の個人飲食店の場合だと、手数料の関係でなるべくカードを使って欲しくないのであえてカードが使える旨は表記しない可能性が考えられます。
クレジットカードを使用するとお店は決済額の数%程度の手数料をカード会社に支払わなければなりません。
飲食店は薄利多売が多いと言われていますので、数%の手数料が大きな負担になってしまいます。
それなら最初から現金払いのみにすれば良いのにと思いますが、カードが使えないと販売機会を逃す可能性もあるため一応使える状態にはしているけれど、できれば現金で支払って欲しいので、あえてカードが使えるという表記はしないのかもしれません。
https://aimforearlyretirement.com/card-not-accepted/
次に先程のスーパーだと、レジにいるのはおそらくパートさんの可能性が高いため、パートさんが手数料のことまで考えて現金払いに誘導したとは考えづらいです。
そのため、このお店(またはこの地域)では現金払いがほとんどなので、お店の電子マネーも使えるし、セルフレジに誘導しておけば間違いないだろうと考えてカードが使えないセルフレジに誘導した可能性があります。
または、カードを使うお客さんは事前に申告してくるので、申告しない=現金か電子マネーと認識していたかもしれません。
最後に観光地です。
こちらも経営者ではなく従業員がレジを担当している可能性が高く、手数料のことまで考えて現金払いに誘導したとは考えづらいので、現状はPayPayで支払う客はほとんどいない、現金払いで当然と思っていたのでそのまま対応した可能性が考えられますね。
どのパターンでも共通ですが、日本では現金払いをするお客さんがほとんどなので、店側もそれが当然かのように受けているのでしょう。
もっとキャッシュレス決済が当たり前になれば店側の対応も変わってくるものと思われます。
東京でも似たような光景あり。電子マネーや各種Payが使えるのにその表示が一切ない
今までのは全て東北地方のお店での出来事ですが、ちなみに東京でも似たような傾向があります。
全国展開している某ドラッグストアですが、全国展開しているので当然ながらクレジットカード、各種電子マネー、各種Pay様々な決済が可能です。
ただ、お店のレジには、何が使えるのか一切表記がないのです。
クレジットカードや交通系は定番なので使えると思いますが、その他の電子マネーや各種Payはどれが対応していてどれが非対応なのかはお店ごとにより異なるため確認するまでわかりません。
そこで「何が使えますか?」と店員さんに確認したところ、「SuicaやPayPayなど色々使えます」と返事が。
その「色々」とはどこまで指すのかわかりませんが、「auPAYは使えますか?」と聞いたところ「使えます」と言われたためauPAYで決済をしました。
使えるのは助かりますが、何が使えるのか表記をしておかないとお客さんはわからないと思います。
ちなみにこのドラッグストアだけでなく、全国展開している某飲食チェーン店も全く同じでした。
様々な支払い方法に対応しているのですが、その表記がないため何が使えて何が使えないのかわからず、店員に聞くかわざわざネットで調べる以外ないのです。
全国チェーン店なので個人店ほど手数料をケチって表記をしないということはないと思いますが、客側からしたら不親切だと感じてしまいます。
レジで瞬時にわかれば、後のお客さんに迷惑をかけないように事前に準備して待っていられるのですが、それがわからないと会計時に時間がかかってしまってお店にもお客さんにも時間のロスになってしまうでしょう。
もしお店の方でこの記事を読んでいる方がいらっしゃいましたら、どの支払いに対応しているのかレジには表記を是非お願いしたいですね。
どのお店も全部対応してくれていればありがたいですが、各種キャッシュレスに対応していても、あるお店はd払いは使えなかったり、Suicaが使えなかったり、auPAYが使えなかったりすることがあり、こちらもお店ごとに確認しなければならないため、レジに表記があるだけでスムーズになりますね。
以上、今回はキャッシュレス決済に対応しているのに現金払いに誘導するお店は何故か?各種キャッシュレスに対応しているのにその表記がないお店についてお話しました。
2021年も後半になり、数年前に比べると格段にキャッシュレス決済に対応した印象はありますが、それでもまだまだ現金払いが当たり前という印象が強く残っている感じがあります。
また数年経てば変わるのか、それともこのままなのか、今後の動向にも注目したいですね。
それでは。
・地方を中心に、キャッシュレス決済対応していても現金払いに誘導されるケースはまだまだ多い
・個人店では手数料の負担が大きいから(?)、チェーン店でも現金払いのお客さんが多いため自然と現金払いに誘導される可能性が高い
・各種キャッシュレス決済に対応しているにも関わらず、何が使えるのか表記していないお店が東京でもまだまだある