こんにちは、マッピーです。
「定期券は必要だから毎月何気なく買っているけど、そもそも得する買い方ってあるの?」
「交通費が出るとはいえ、少しでもお得に買う方法があれば知りたい」
毎日会社に通っているサラリーマンやOLにとって、このようなこと一度は考えたことはあるのではないでしょうか?
交通費が支給される会社が多いとはいえ、毎月万単位の支払いなのでできれば少しでもお得に買いたいですよね。
そこで本記事では、そんな通勤定期券を少しでもお得に買う方法について解説しています。
この記事を読むことで、誰でも数倍トクをする購入方法がわかります。
通勤定期で得したいと思っている方は、ぜひ最後までこの記事をチェックしてみてください。
通勤定期のお得に買うための方法6選
通勤定期券をお得に買う方法を一挙紹介します。
①現金ではなく、クレジットカードで買う
通勤定期を買う場合、現金ではなくクレジットカードを使うようにしましょう。
何故なら、現金払いでは一切ポイントが付きませんが、クレジットカードであればカード利用によるポイントが付与されるからです。
仮に1%還元のクレジットカードで定期券を購入した場合、↓これだけのポイントが獲得できます。
年間でランチ2回分くらいのポイントにはなるので、バカにはできません。
【月13,000円の定期券を購入した場合の例】
- クレジットカード(1%還元)⇨ 13,000円×1%=毎月130ポイント、年間1,560ポイント
- 現金 ⇨ ポイント還元なし
モバイルSuicaやモバイルPASMO定期券の場合、カードタイプと違いポイント対象外となるクレジットカードもあるため、モバイルを利用している方はお持ちのカードがポイント付与の対象かどうかよく確認しましょう。
②なるべく6ヶ月の定期を選ぶ
1ヶ月より3ヶ月、3ヶ月より6ヶ月定期を選べば割引率が一番高くお得です。
中には6ヶ月ごとに定期代が支給され、6ヶ月定期券を買うように指定する会社もあるかもしれませんが、毎月定期代として交通費が支給されているのであれば、なるべく有効期限が長いものを選ぶようにしましょう。
特に6ヶ月定期券は割引率が最も高いためおすすめです。
【三鷹〜新宿まで定期券を購入した場合の例】
- 1ヶ月定期券 ⇨ 6,950円
- 3ヶ月定期券 ⇨ 1,9810円(1ヶ月定期券と比べ1,040円お得)
- 6ヶ月定期券 ⇨ 3,3480円(1ヶ月定期券と比べ8,220円お得 3ヶ月定期券と比べ6,140円お得)
③最もお得な経路を選択する
自宅の最寄り駅から目的地の会社の最寄り駅まで、複数の経路がある場合です。
その場合、通勤時間があまり変わらないのであれば最も安い経路で購入すると定期代を節約できます。
また、最も安い経路以外にも、途中プライベートでよく利用する駅を経路にすることにより、結果安くなる可能性があります。
プライベートでよく利用する駅はあるか、利用しないならどの経路が一番安いか、考えて選択すると節約に繋がります。
ちなみにモバイルSuica定期券であれば、購入時に自動的に複数の経路が候補で出てくるので、比較してみましょう。
④同一料金なら、1つ2つ先の駅まで買う
通勤定期は、1つ先、2つ先の駅まで買っても同一料金の場合があります。
例えば、西荻窪から新宿まで通勤されている方の6ヶ月定期券は33,480円ですが、2つ先の三鷹から購入しても料金は全く変わりません。
使う機会がなかったとしても、できれば2つ先の駅まで買っておくことをおすすめします。
もしかしたらプライベートなどで乗り越し精算することもあるかもしれません。
万が一使わなかったとしても料金は全く一緒なので損することはないでしょう。
最寄り駅(自宅と会社)以外の経路を会社が認めていない場合もあるので、不安なら会社に確認してからにしましょう。
⑤カードや磁気定期ではなく、モバイルにする
まだまだICタイプの定期券や磁気定期券を使われている方は多いですが、特にJR東日本エリアの方であればモバイルSuica定期券の利用が圧倒的にお得です。
JREポイントに登録することにより、JR東日本エリアの乗車ならモバイルSuica利用で50円ごとに1ポイント付与されます。(還元率2%)
これは定期券でも通常の乗車でも付与されるので、仮に毎月13,000円の定期券を購入したのであれば、1ヶ月で260ポイント、年間で3,120ポイントもお得です。
ちなみにカード型の場合は、定期券購入によるポイント付与はなく、通常の乗車で200円ごとに1ポイントのみです。(0.5%還元)
利用するのであればモバイルSuicaが圧倒的にお得!
⑥オフピーク定期券を購入する(JR東日本エリア)
混雑する平日朝の時間帯は利用できませんが、それ以外の時間帯であれば通常通り定期券として利用できます。
通常の通勤定期と比べ約10%も安く購入できるので、例えばシフト制や出勤時間が遅い方など、平日朝の時間帯に通勤される方はこちらも検討してみましょう。
ちなみにピーク時間帯の判定は自動改札機の入場時に判定され、駅によりピーク時間帯は異なります。
さらにお得に定期券を買う方法
続いて、さらにお得に通勤定期を購入する方法について紹介していきます。
Suica定期券編
初めにSuica定期券をお得に買う方法から紹介します。
JREポイントに登録する
先程も少しお伝えしましたが、お持ちのSuica(モバイル・カード)をJRE POINT WEBサイトに登録すると、モバイルSuica定期券の購入やJRの在来線乗車などでJREポイントが貯まります。
モバイルSuicaなら定期券購入と在来線乗車で50円につき1ポイント(還元率2%)、カード型なら在来線乗車で200円につき1ポイント(0.5%還元)です。
定期券の購入でポイントが付与されるのはモバイルSuica定期券のみですが、一度登録すればずっと有効のため毎回余計な手間はかかりません。
モバイルSuica定期券購入で毎回+2%ものポイントが付与されるため非常にお得です。
JREポイントに登録すれば、モバイルSuica定期券購入で+2%還元される
ビューカードで買う
ビューカードはJR東日本グループのクレジットカードです。(株式会社ビューカードが発行)
ビューカードは1枚だけでなく、「ビュー・スイカカード」や「JRE CARD」、他社と提携して発行している「ビックカメラSuicaカード」「イオンSuicaカード」など、数多くのクレジットカードを発行しています。
ビューカードであればどのカードも対象で、モバイルSuica定期券購入で3%ものポイントが付きます。
ビューカードでモバイルSuica定期券を購入すれば3%還元!
PASMO定期券編
続いて、PASMO定期券をお得に買う方法を紹介します。
各社の乗車ポイントのサービスに登録する
PASMOでもJR東日本エリアのJREポイントのように乗車する度にポイントが付与されるサービスを展開している鉄道会社があります。
例えば、東京メトロでは「メトポ」というサービスで、利用状況によって翌月の会員ランクが決まり、その会員ランクに応じて利用金額の2〜10%のポイント還元があります。
西武鉄道でも「SEIBU Smile POINT」というサービスで、オフピーク通勤で10ポイント還元などのサービスを実施しています。
ここで挙げたのはほんの一例ですが、よく利用する鉄道会社にこのようなサービスがないか確認し、あれば利用するとお得です。
よく利用する鉄道会社提携のカードや高還元率カードを使う
SuicaはJR東日本の交通系ICカードですが、PASMOは株式会社パスモが発行しているものの、主に関東地方を中心とした私鉄やバス事業者が発売する交通系ICカードです。
そのため、ビューカードのように「これ1枚で全ての私鉄利用がお得」というものがありません。
例えば、西武鉄道であれば「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」東京メトロなら「To Me CARD Prime」、小田急電鉄なら「OPクレジット」といったそれぞれの鉄道利用に適したクレジットカードがあります。
ご自身がどの鉄道をよく利用するか、よく調べてから選ぶとよいでしょう。
もし、そのようなカードを見つけるのが難しい場合、一般の高還元率クレジットカードで購入するのが簡単でお得です。
定期券購入におすすめの高還元率クレジットカード
基本的に年会費が無料(一部有料も含む)で、モバイルSuica、モバイルPASMO定期券購入に高還元率になるカードを紹介します。
ビックカメラSuicaカード ★【モバイルSuicaにおすすめ】
JR東日本グループのビューカードとビックカメラが提携しているクレジットカードで、モバイルSuica定期券購入で3%という超高還元率が特長。(チャージでも1.5%付きます)
さらにモバイルSuicaをJREポイントのWEBサイトに登録すれば+2%され、合計5%の驚異の還元率に!
年会費は524円(税込)かかりますが、初年度無料で、2年目以降も年間1回でも利用があれば無料となるため、実質無料で持てます。
また、通常利用でも1%還元(JREポイント0.5%+ビックポイント0.5%)と優秀で、ビックカメラの買い物でも現金払いと同等の10%還元を実現。
改悪されるリスクも小さく、安定して高還元率を得られるのでモバイルSuicaユーザーにはおすすめの1枚。
モバイルSuica定期券購入で3%還元!また、数あるビューカードの中でも、年会費実質無料で利用できるのはビックカメラSuicaカードだけ
エポスゴールドカード ★【モバイルSuicaにおすすめ】
2023/8/31をもってポイントアップショップから「モバイルSuica」が終了しました。
マルイグループのエポスが発行しているクレジットカードです。
基本還元率は0.5%ですが、ポイントが3倍になる選べるポイントアップショップを利用し「モバイルSuica」を選ぶことで、1.5%という高還元率を実現。(モバイルSuicaチャージなら本家ビューカードと同等)
また、年間50万円以上利用で2,500ポイント(+0.5%相当)、年間100万円以上利用で10,000ポイント(+1%相当)も付与されるため、たくさん利用される方なら最大で2.5%相当の還元率になります。
年会費は5,000円ですが、初年度に年間50万円以上利用、またはノーマルカードを使い続けてインビテーションが届き申込みすれば永年無料です。
最初の取得までのハードルはノーマルカードより少し高めですが、一度取得できれば非常に優秀な1枚となるでしょう。
リクルートカード(VISA・Mastercard) ★【モバイルSuica・モバイルPASMOにおすすめ】
リクルートと三菱UFJニコスが提携しているクレジットカードで、どこで使っても1.2%という高還元率。
年会費は無料でモバイルSuica定期券でも1.2%付くので、こちらもおすすめです。(JCBブランドは0.75%還元)
ただし、モバイルSuicaチャージでポイントが付くのは月3万円までと公式サイトに記載があるので、定期券購入でもポイント付与は月3万円分までの可能性があります。
モバイルSuica定期券購入でも3万円以上はポイント付与されるかどうかは未確認のため、利用する場合はしっかり確認しましょう。
TOYOTA Wallet ★【モバイルSuica・モバイルPASMOにおすすめ】
※TOYOTA Walletの1%還元は、2024/3/31を持って終了します。2024/4/1以降はこの方法でポイントは付きません。
トヨタが発行しているキャッシュレス用のアプリです。(クレジットカードではありません)
インターネット上で使えるバーチャルプリペイドカード(Mastercard)で、利用の1%がキャッシュバックされる仕組みです。(1%還元はキャンペーンですが、ずっと継続しています)
もちろん、モバイルSuica定期券でもキャッシュバック対象。
TOYOTA Wallet残高へチャージにクレジットカードが使えるため、仮に1%還元をクレジットカードでチャージすれば1%+1%=2%という高還元率を実現。
5万円超の支払いには使えないため定期券の金額がそれ以上の場合には利用できませんが、短距離の方や1ヶ月3ヶ月定期など、比較的金額が小さい定期券を購入される方におすすめです。
年会費や発行手数料はかからず誰でも利用できます。
まとめ:通勤定期のお得な買い方は、クレカ払い・モバイル・6ヶ月がおすすめ
今回は、通勤定期のお得な買い方について解説しました。
現金払いを辞めクレジットカードで買う、毎月ではなく6ヶ月定期を買う、カード型ではなくモバイルにする、これだけでも年間数千〜数万ポイントの差が出るので通勤定期の買い方は非常に重要です。
以下の記事では、通勤定期におすすめのモバイルSuicaの還元率を最大4重取りする方法について解説しているので、こちらの記事をぜひ合わせて読んでみてください。
・通勤定期はクレカ払いで、モバイル、6ヶ月がお得
・最もお得な経路を選択し、同一料金なら1つ2つ先の駅まで買う
・SuicaならJREポイントに登録して、ビューカード購入がお得
・PASMOなら乗車ポイントサービスに登録、よく利用する鉄道会社提携のカードや高還元率カードがおすすめ
・ビックカメラSuicaカードなら年会費無料で利用できる唯一のビューカード