- Uber Eats 配達員が見つからない様々な理由
- 料理をスムーズに届けてもらう方法
- 見つからなかった時のキャンセル方法
目次
Uber Eats 配達員が見つからない主な理由 ⇒ 配達料を大幅に下げたため
Uber Eats で料理を注文したけど配達員がなかなか決まらないのはUber Eats 側が配達員(配達パートナー)への報酬を大幅に下げたのが主な原因です。
2024年末からお正月にかけてこのような状況が発生しました。(2024年夏頃も一時的にこのような状況あり)
Uber Eats 配達員(配達パートナー)はUber Eats の従業員ではなく、業務を委託された個人事業主です。
そのため、配達リクエストを受けるかどうかはその配達員自身で判断でき、大幅に下げられた報酬に納得いかない配達員が、配達リクエストを次々と拒否する事態になったのです。
「近くに配達パートナーがいません」ではなく、「近くに(安い報酬で配達してくれる)配達パートナーがいません」というのが正しい状況です。
筆者のマッピーは現役でUber Eats 配達員をしておりますので、この状況はしっかり把握しており、Uber Eats の現状を皆様にお伝えしています。

1件あたりの報酬の一例です。
この距離でこの報酬では時給換算で1,200円強にしかならないため、多くの配達員は拒否しします。(個人事業主のため経費は全て自腹です)
また、時間は11分では絶対に終わりません。

以前はこのくらいでした。(似たような距離と時間で報酬を比較するため載せています)
これであれば時給換算で2,000円弱になります。
まだある!Uber Eats 配達員が見つからない その他の理由
「大幅に報酬を下げたのが原因か」と思いきや、実はUber Eats 配達員(配達パートナー)が見つからない理由は他にもまだまだあります。
最近は報酬が多少改善傾向にあるものの、それでも見つからない状況になる、その他の理由についても解説します。
①土日祝のピークタイムに注文して配達員が足りていない
平日に比べ土日祝は多くの注文が入ります。
土日祝は副業の配達員も稼働していることは多いですが、それ以上に注文数が増えるため、需要と供給のバランスが崩れて配達員が足りず、Uber Eats 配達員が見つからない状況になります。
特にランチやディナー時間帯はさらに注文が集中するため、配達員が不足することがあります。
②雨や雪などの悪天候時は配達員が少ない
雨や雪、強風時などの時は穏やかな晴天の時に比べてUber Eats 配達員が少なくなります。
悪天候時は配達員の報酬は上がる傾向ですが、それ以上に稼働する人は大幅に減るため、注文しても配達員が見つからない可能性が高まります。
企業に雇われている従業員の場合、出勤はほぼ強制ですが、Uber Eats 配達パートナーは個人事業主ですから、わざわざ悪天候時に配達しようという人は減るわけですね。
③季節の変わり目など寒暖差が激しくなった時
春や秋など、季節の変わり目で急に暑くなったり寒くなった場合も、注文数が増えて配達員が不足する事態になる傾向があります。
例えば、昨日までは暑かったのに急に寒くなった場合などが該当します。
このような場合、注文者も寒い、暑いで外出したくないという心理が働くためか、注文数が増加し、配達員が不足してしまう可能性が考えられます。
③地方や新エリアなど元から配達員が少ない地域
地方や新エリアでは配達パートナーが十分に集まっていないため、注文しても配達パートナーが見つからない傾向にあります。
注文は地方や新エリアより都市部の方に集中します。
④現金払いで注文している
決済方法を「現金払い」に設定していると、Uber Eats 配達パートナーを見つかる可能性は低くなります。
何故なら、Uber Eats 配達パートナーは現金払いを受けるかどうかは任意でON・OFFで設定できるため、お釣りを用意したりなどの手間がかかる現金払いは遠慮される傾向にあるからです。
近くに配達パートナーがいても、「現金払いに対応している配達パートナー」でなければ配達員は見つかりません。
現に筆者のマッピーも現金払いはOFFにしており、受付しないようにしています。

⑤他社サービスに人気が集中し、Uber Eats をやる配達員が少なくなっている
フードデリバリーサービスはUber Eats だけでなく、出前館・Walt・menuなど他にも複数あります。
実はUber Eats 配達員はUber Eats だけをやっている方は少数で、他社も掛け持ちしていることが多いです。(筆者も出前館と掛け持ちしています)
「配達するまでかかる時間や距離は似たような感じなのに、報酬はUber Eats より高い」ということが多々あります。
それであればわざわざ報酬の低いUber Eats で配達するより、より高い報酬を求めて他社で稼働する、という事態になるわけですね。
そうなった場合はUber Eats 配達パートナーが減り、見つからない状況となります。
Uber Eats 配達員が見つからず、スムーズに届けてもらいたい時の対処方法
では、注文した料理をスムーズに届けてもらいたい時はどうしたらいいのか?
確実な方法はありませんが、可能性を上げる対処法がありますので、そちらを解説します。
①近くのお店から注文する
料理を注文する場合、自宅からなるべく近くのお店から注文しましょう。
その理由は、お店から近い場合、Uber Eats 配達パートナーの報酬も低いですが、すぐに終わる案件のため、クエストなどの件数を稼ぎたい配達員にとっては美味しい案件になるので、リクエストを受けてもらえる可能性が高まるからです。
クエストとは ⇒ 一定数の配達件数を達成すると、達成数に応じて報酬とは別に付与されるインセンティブのこと。1週間ごとのクエストや雨天時に出るクエストなど様々な種類があり。
②時間をずらして注文する
11:30~13:30頃、18:00~20:30頃はピークタイムのため多くの注文が入るため配達パートナーも不足します。
そのため、このピーク時間帯より時間をずらして注文することで、配達員がスムーズに見つかりすぐに届けてもらえる可能性が高くなります。
ピーク時間以外は配達パートナーも暇をしていることが多いですから、この時間帯を狙えば割とすぐ料理も届くでしょう。
③キャッシュレス決済に変更する
「現金払い」は現金対応している配達パートナーしか受けられないため、できればキャッシュレス決済に変更しましょう。
キャッシュレスであれば全てのUber Eats 配達員が対応しているため、見つかる可能性が上がります。
【Uber Eats で使える主な支払い方法】
- クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード
- オンライン決済(楽天ペイ・PayPay・Apple Pay)
- Uber Eats ギフトカード
など
④他社サービスを利用する
フードデリバリーはUber Eats だけではないため、他社利用もおすすめです。
Uber Eats は突然配達員の報酬を下げてくることも多々あり、もしそうなった場合、配達員がリクエストを拒否してスムーズに料理が届かない可能性があります。
Uber Eats だけに頼るのではなく、出前館などの他社も登録しておくのがよいでしょう。
特に出前館はお届け時間(目安時間)が設定されているため、Uber Eats のようにずっと待たされてるという状況は少ないでしょう。
どうしても配達員が見つからない場合はキャンセルしよう
Uber Eats で配達パートナーが見つからなかった場合、注文をキャンセルすることも可能です。
配達パートナーが見つからなかった場合のキャンセルはキャンセル料が発生しますが、レストランが注文を受ける前のキャンセルであれば全額返金されます。
キャンセル自体はアプリ上で可能です。
まとめ:Uber Eats だけでなく、他社併用がおすすめ!
今回はUber Eats 配達員(配達パートナー)が見つからない理由と、見つからなかった場合の対処法、キャンセル方法について解説しました。
Uber Eats は料理を届けてくれる便利なアプリですが、報酬の大幅低下などで配達員(配達パートナー)が見つからない状況も多々発生しています。
支払い方法をキャッシュレスにし、近くの店や時間をずらして注文すれば見つかる可能性は上がるものの、できれば他社も登録しておくことがおすすめです。
特に出前館は目安のお届け時間が設定されているため、Uber Eats よりスムーズに届く可能性が上がります。
フードデリバリーをよく利用される方は、Uber Eats だけでなく他社も利用してみてください。
・Uber Eats 配達員が見つからない主な理由は報酬の大幅低下のため
・ピーク時や悪天候時の注文など、配達員が見つからない理由は他にもあり
・近くの店や時間をずらす、キャッシュレス決済や他社利用でスムーズに届けてもらう可能性が上がる
・配達員が見つからない場合はキャンセルも可能