こんにちは、マッピーです。
先月に会社を退職し、無事フリーランスとなりましたので、今回はフリーランスの方に向けてお得な国民年金の支払い方法についてお伝えしたいと思い記事にしました。
皆さん、国民年金はちゃんと支払っていますか?
会社員時代では厚生年金に加入して給料から天引きされますが、フリーランスや学生、無職の場合、第1号被保険者となり国民年金に加入し自分で年金を納付します。
そのため、支払いを忘れてしまったり未納の方もいるのではないでしょうか?
日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の方は、国民年金への加入は法律で義務付けられており、原則として保険料を支払わなければ年金を受け取ることができません。
これから少しでもお得に支払う方法について解説しますので、もし未納の方がいらっしゃいましたら、この機会に支払うことをオススメします。
ちなみに国民年金に加入している国民年金第1号被保険者は、付加年金という定額保険料に付加保険料(月額400円)を上乗せして納めることにより、受給する年金額を増やすことができます。
わずか2年で支払った保険料の元が取れ、支払った保険料は社会保険料控除の対象にもなるので、フリーランスの方にはこちらの加入も是非検討してみて下さい。
目次
国民年金保険料は月額16,520円(令和5年度)
国民年金の保険料は月額16,520円です。(令和5年度)
月額支払い以外に、6カ月前納、1年前納、2年前納があります。
支払い方法は、クレジットカード、口座振替、現金払いの3種類です。
手続きするには年金事務所等に申請書の提出が必要です。(詳しくは日本年金機構に問い合わせ下さい)
月額・6カ月前納、1年前納、2年前納あり ※振替日と申込み期日に注意
6カ月前納、1年前納、2年前納をする場合、振替日と申込みの期日があります。
いつでもまとめて前払いができるわけではないので、振替日と申込み期日には十分注意してください。
・1年前納と2年前納 ⇨ 振替日:4月末 申込み期日:2月末
・6か月前納 ⇨ 振替日:4月末と10月末 申込み期日:2月末と8月末
また、口座振替には早割もあり、通常の月払いだと翌月末振替ですが、当月末振替(早割)にすれば月額50円程安くなります。
支払い方法は、口座振替・現金払い・クレジットカード ※オススメはクレカ払い
国民年金の支払い方法には、口座振替・現金払い・クレジットカード払いがあります。
「どれも同じだろう」と考えている方もいるかもしれませんが、口座振替は多少割引があったり、クレカならクレカのポイントも獲得できるため、どれも同じではありません。
少しでもお得に支払いたい場合は、口座振替、またはクレジットカード払いになります。
口座振替とクレジットカードの支払いではどちらがお得かというと、高還元率のクレジットカードを使えば口座振替の割引以上にカードのポイントが獲得できるため、当ブログでのオススメはクレジットカード払いです。
まとめて前払い(前納)をすると割引される
割引率は口座振替が一番高いが…
まとめて前払いをすると割引が効くのでお得です。
先程も少し触れましたが、割引率は口座振替とクレジットカード及び現金払いで異なり、一番割引率が高いのは口座振替となります。
例えば、2年前納で口座振替とクレカ及び現金を比較すると、口座振替の方が1,270円安いことがわかります。
「なーんだ、それなら口座振替が一番お得だな」と思ったそこのあなた、ちょっと待って!
確かに割引率では口座振替の方がお得ですが、現金はともかくクレジットカード払いならカード払いによるポイントを獲得できます。
仮に1%還元のクレカを使って2年前納をすれば3,871ポイントを獲得できるので、その獲得した3,871ポイントから口座振替割引の1,270円を差し引くと、差額2,601円分もクレカ払いの方がお得になります。
【令和5年度の国民年金保険料】※()は毎月納める場合と比較した割引額です
6カ月前納 | 1年前納 | 2年前納 | |
口座振替 | 97,990円 (1,130円) |
194,090円 (4,150円) |
385,900円 (16,100円) |
クレカ及び現金 | 98,310円 (810円) |
194,720円 (3,520円) |
387,170円 (14,830円) |
クレカ払いがお得だが、低還元率やポイント対象外のクレカには注意
「そっか、クレジットカードがお得なんだな、それではいつも使っている楽天カードで支払おう」と考えた方は要注意。
確かにクレカ払いがお得ですが、クレカ払いなら何でも良いわけではありません。
高還元率なクレカは1.5%ものポイントが付きますが、低還元率なクレカだと0.2%、酷いものだとポイント付与対象外のクレカもあります。
ちなみに当ブログでもおすすめしている人気の楽天カードは、通常はポイント還元率1%ですが、国民年金の支払い(公共料金や税金の支払いも含む)はわずか0.2%しかポイントが付きません。
また、dポイントが貯まる人気のdカードについては、国民年金の支払いでは一切ポイントが付与されないのです。
このようにクレジットカードによってポイント還元率は全く変わってくるため、しっかり確認しないと得したつもりでも大損していた、ということになりかねません。
それではどのクレジットカードを使うと一番得をするのか?
筆者のマッピーが一番お得だと思ったクレジットカードをこれから紹介したいと思います。
まとめて前払い(2年前納)でエポスゴールドカードで支払うのが圧倒的にお得
2年前納+エポスゴールドで2万円以上もお得に
当ブログで国民年金の支払いで最もオススメしたいのが、丸井グループが発行しているエポスゴールドカードです。
エポスゴールドカードには選べるポイントアップショップというサービスがあり、自分で選んだ3ショップまでポイント3倍(1.5%還元)にすることができます。
ポイントアップショップの中には「国民年金」があり、こちらを選べばポイント還元率を1.5%にアップ!
クレジットカードで2年前納すると387,170円(割引率14,830円)の1.5%還元されますので、5,805ポイントも獲得できます。(ポイント付与は200円ごと)
2年前納によって割引された14,830円と獲得できるポイントを合わせると、実に20,635円分も得する計算になります。
エポスゴールドで年間50万円利用すると、さらに+2,500ポイントゲット ※おすすめは公共料金などの継続利用
2年前納でエポスゴールドで支払うだけで約2万円分も得することがわかりました。
さらにお得に利用する方法はまだまだあります。
そのお得な利用方法とは、エポスゴールドは年間50万円利用すると+2,500ポイント、年間100万円利用で+10,000ポイントがもらえる「年間利用ボーナスポイント」というサービスがあることです。
年間100万円の利用は少しハードルが高いかもしれませんが、50万円であれば簡単に達成可能。
2年前納をすれば国民年金の支払いだけで約38万円も使用するので、残り約12万円分を他の支払いでエポスゴールドを使うだけで、さらに+2,500ポイントをゲットすることができます。
年間12万円というと、ひと月あたりわずか1万円で、これは電気ガス水道などの公共料金などを指定すれば簡単に達成可能です。
ちなみにエポスゴールドの選べるポイントアップショップには、電気ガス水道などの公共料金も揃っており、これらを指定すればこちらもポイント3倍になります。
この方法であれば50万円利用分全てが1.5%還元され、さらに+2,500ポイントのボーナスももらえるので、特におすすめ!
ちなみに貯まったポイントは、エポスVisaプリペイドカードにチャージしてVISAカードとして利用したり、ネット通販利用での請求に充当することもできます。
エポスゴールドカードをゲットするには、一般カードからの修行が最も簡単です
国民年金は、エポスゴールドカードで支払うのが一番お得なのがわかりました。
ちなみにエポスゴールドカードは誰でも無料で作れるわけではなく、年会費5,000円(税込)が必要です。
いくらお得でも、5,000円もの年会費支払いたくないですよね。
実はエポスゴールドの年会費を永年無料にする方法が2つあります。
- 初年度のみ5,000円の年会費を支払ってエポスゴールドをゲットし、1年間で50万円以上使う。(1年間で50万円以上利用で年会費永年無料になります)
- 年会費無料の一般のエポスカードを作り、なるべくたくさん使ってゴールドカードのインビテーションをもらう。(インビテーションが来ればゴールドカードの年会費は永年無料です)
- は、どんなに頑張っても必ず5,000円の年会費は必要ですが、
- なら、一切お金を支払わずにゴールドカードをゲットできます。
ちなみにインビテーションの条件は公開されていないので詳細は不明ですが、定期的にエポスカードを使っていれば割とインビテーションが来る可能性が髙い言われています。
ちなみに筆者のマッピーは、エポスゴールドのインビテーションをもらったのは2018年のことですが、3ヶ月程一般のエポスカードをメインカードにして継続利用し、合計17万円程の利用でインビテーションが来ました。
金額ではなく、少額でも良いのでなるべくたくさん使っていると割と早くインビテーションが来る可能性が高いと思われます。(もちろん、延滞などはしてはいけません)
その後、プラチナカードのインビテーションも来ましたが、こちらは年会費2万円かかり、よっぽどのヘビーユーザーでなければ2万円支払って持つメリットはないと感じたので辞退しています。
還元率1.2%のリクルートカードもオススメ!
国民年金の支払いはエポスゴールドがお得だという話をしましたが、誰でもすぐに作れるわけではないので少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。
そこで次にオススメなのが、リクルートカードです。
国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBとありますが、どれでもOK。(VISAとMastercardは三菱UFJニコスが発行、JCBはJCBが発行)
年会費無料でありながら無条件に1.2%還元されるので、エポスゴールドカードを作るのが難しい方にもオススメです。
もちろん、国民年金だけでなく、一部の支払いを除くほとんどの支払いで1.2%還元されるのでメインカードにもピッタリです。
貯まったリクルートポイントは、リクルートが運営する各種サービスに利用できるだけでなく、Pontaポイントにも交換でき、Pontaにすればau PAYでの支払いにも使えるので使い勝手抜群。
以上、今回は国民年金のお得な支払い方法についてお伝えしました。
まとめて前払いやクレジットカードで支払うだけで万単位の金額が安くなるのであれば、使わない手はありません。
少し頭を使うだけでこれだけ得をするので、積極的に利用しましょう。
それでは。
・国民年金保険料は令和5年度は月額16,520円で、まとめて前払い(前納)をすると割引される(2年前納が最も割引率が高い)
・クレカ及び現金と口座振替で支払額が異なる(口座振替が一番割引率高いが、クレカならポイント獲得も)
・前納する場合は、振替日と申込み期日に注意
・2年前納でエポスゴールドカードで支払うのが圧倒的に得
・エポスゴールドカードをゲットするのは難しい場合、年会費無料のリクルートカードも高還元率のためオススメ