こんにちは、マッピーです。
「モバイルSuicaを使いたいけれど、訳があってクレジットカードは使いたくない」
「クレカは持っていないのでプリペイドカード(プリカ)からチャージしたい」
と考えている方もいるのではないでしょうか?
クレジットカードからのチャージはよく聞くけど、プリペイドカードからのチャージはあまり聞かないので、実際に利用できるのか気になりますよね。
そこで本記事ではモバイルSuicaへチャージできるプリペイドカードについて詳しく解説しています。
具体的なチャージ方法や注意点、さらにおすすめのプリペイドカードも紹介しているので、本記事を読めばプリペイドカードからモバイルSuicaへのチャージもスムーズにできるでしょう。
プリペイドカードでモバイルSuicaへチャージしたいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
モバイルSuicaチャージはプリペイドカードを使える!!
結論から言うと、モバイルSuicaへのチャージはクレジットカードだけでなく、プリペイドカード(VISA・Mastercard・JCBなど)からも可能です。(モバイルSuicaアプリ・Google ウォレット・Apple Pay)
もちろんチャージだけでなく、モバイルSuicaアプリからなら定期券の購入もできます。
ただし、利用できるプリペイドカードには条件があるので、それについて解説していきます。
モバイルSuicaアプリからなら、3Dセキュア対応が前提
モバイルSuicaアプリ(Android)からチャージする場合、全てのプリペイドカードが利用できるわけではなく、本人認証(3Dセキュア2.0)に対応していることが前提となります。
これは、モバイルSuicaの公式サイトにも記載があり、モバイルSuicaアプリでカード登録時に必要です。
以前は本人認証(3Dセキュア2.0)に非対応でも利用できましたが、現在はセキュリティの面から、対応していなければ利用できなくなりました。
使っているプリペイドカードが本人認証(3Dセキュア2.0)に対応しているかどうかわからない方は、お持ちのカード会社に問い合わせてみてください。(ネットで調べてもOK)
Google ウォレット・Apple Pay(Walletアプリ)なら3Dセキュア非対応でもチャージ可能
本人認証(3Dセキュア2.0)に非対応のプリペイドカードでも、Androidの方ならGoogle ウォレット、iPhoneの方ならApple Pay(Walletアプリ)を利用すればチャージ可能です。
ただし、Google ウォレットのSuicaは不安定でチャージに利用するプリペイドカードが登録できなかったり、日にちを空けると利用できたり等、かなり不安定なことが多いのが玉に瑕です。
もし何度試してもチャージできない場合は、Google ウォレットのサポートに問い合わせしてみましょう。
筆者のマッピーは、何度やってもチャージできなかったため問い合わせたところ、セキュリティロックをかけられていたようで数日で解除してもらえました。
1.Google ウォレットアプリ → 2.右上の自分の名前のアイコンをクリック → 3.ヘルプとフィードバック
から問い合わせ可能です。
プリペイドカードからモバイルSuicaへチャージする方法
ここでは、プリペイドカードからモバイルSuicaへチャージする方法を具体的に解説していきます。
筆者はAndroidを利用していますので、AndroidのモバイルSuicaアプリとGoogle ウォレットアプリ上からチャージするやり方を説明します。
モバイルSuicaアプリからチャージする方法
①まずはモバイルSuicaアプリを起動し、パスワードを入れてログイン。
②右上の「会員メニュー」から、「Suica管理」をクリック。
③「クレジットカード設定」をクリック。
④チャージに利用するプリペイドカード情報を入力し次へ。
クレジットカード情報登録と書いてありますが、3Dセキュアに対応していればプリペイドカードも利用可能。
右上のカメラで入力からカード情報を読み取ることもできます。
⑤本人認証サービスでパスワードを求められる画面。パスワードを入力し送信。
⑥特に問題なければ「登録する」をクリック。
⑦これで無事プリペイドカードの登録が完了しました。
⑧登録完了すると、このようなメールが届きます。(特に何かする必要はありません)
⑨登録したカードからチャージしたい場合、モバイルSuicaアプリのトップ画面の「入金(チャージ)」をクリックし、希望の金額を選んで、国際ブランド(VISA・Mastercard・JCBなど)をクリックして進めればチャージできます。
※画像ではMastercardになっていますが、これは先程のJCBからカード情報を変更したためです。
チャージに利用するプリペイドカードを変更したい場合は?
- モバイルSuicaアプリを起動
- 「会員メニュー」をクリック(画面右上)
- 「Suica管理」をクリック
- 「クレジットカード設定」をクリック
- 「変更する」をクリック
- 新しいカード情報を入力し、次へ進めて新規と同じく本人認証サービスの情報(パスワードやSNS認証など)を入力すれば変更完了できます。
こちらはトヨタウォレットというバーチャルプリペイドカード(Mastercard)を登録しようとした際に表示される本人認証を求める画面。
先程のJCBはパスワードでしたが、今度はSNS認証を求められます。(カードによって認証方法は異なります)
Google ウォレットアプリからチャージする方法
①Google ウォレットアプリを開き、電子マネーの「Suica」をクリック。
②「チャージする」をクリック。
③お支払い方法から、チャージするカードを選びます。なければ「カードを追加」から新規登録可能。
※新規のカード登録は、最初のウォレット画面の「ウォレットに追加」からでも可
そして、チャージ金額を決めて「チャージする」をクリック。(1円単位でチャージできます)
初めてそのカードでチャージする場合、カード裏面のセキュリティコードが求められますが、2回目以降は入力不要です。
- Google ウォレットのSuicaは不安定なことがあり、登録はできてもチャージできずエラーとなることも…。その場合は日にちを空けてチャレンジするか、playストアアプリからカード情報を登録し直すと上手くいく可能性があります。
- 複数のカードから一気にSuicaチャージをするとGoogleの方でセキュリティロックをかけられる可能性が高くなります。ロックがかかってチャージできなくなった場合、Googleウォレットのヘルプとフィードバックから問い合わせをしてロックを解除してもらいましょう。(筆者は2回ほどロックをかけられましたが、問い合わせをしたら数日で解除してもらえました)
④チャージ中の画面。完了まで数秒かかるので気長に待ちましょう。
⑤選んだカードから、Suicaへチャージできたことが確認できました。
モバイルSuicaアプリは1枚のみしかカードは登録できませんが、Google ウォレットでは複数枚のカードを登録できます。
モバイルSuicaチャージでポイントが付く、おすすめのプリペイドカード
プリペイドカードでモバイルSuicaへチャージする方法について解説してきましたが、利用するならポイントが付くプリペイドカードがおすすめです。
モバイルSuicaへチャージはできてもポイントが付かない、ということは多々あります。
特にモバイルSuicaチャージはポイント付与対象外としているカードは多いため、できればポイントもゲットしてお得に利用しましょう。
仮に毎月5万円をSuicaで利用する場合、
【0.5%還元の場合】
・5万円✕0.5%=毎月250ポイント(年間3,000ポイント)
【1%還元の場合】
・5万円✕1%=毎月500ポイント(年間6,000ポイント)
これだけお得になるのでバカにはできません。
ここでは、モバイルSuicaにチャージすることを前提としたおすすめのプリペイドカードを紹介します。(クレジットカードなどと連携せず現金でプリペイドカードにチャージすると仮定)
TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)
※TOYOTA Walletの1%還元は、2024/3/31を持って終了しました。2024/4/1以降はこの方法でポイントは付きません。
トヨタウォレットはトヨタのキャッシュレス決済アプリです。
バーチャルプリペイドカードですが、トヨタの車に乗っていなくても誰でも利用可能。
チャージした残高は、Mastercardとしてネットショッピング、おサイフケータイの電子マネーiDとしても利用でき、利用した金額の1%がキャッシュバックされます。(100円につき1円分)
モバイルSuicaへのチャージにも利用できるので、チャージで1%ポイントが付与されるため非常にお得です。
チャージはクレジットカードだけでなく、銀行口座からのチャージも対応しています。
また、クレジットカードをお持ちの方であればポイント2重取りも可能なため、モバイルSuicaはさらにお得になります。
トヨタウォレットを使ったモバイルSuicaチャージについては以下の記事で詳しく解説していますので、よければこちらもご覧ください。
楽天ペイ
楽天ペイは楽天が展開するスマホ決済用のアプリです。
楽天カードを持っていなくても利用でき、セブン銀行ATMや楽天銀行からのチャージも可能。
チャージした残高は楽天ペイとして利用できますが、楽天ペイ上ではSuicaを発行でき、楽天ペイからSuicaチャージすることで0.5%の楽天ポイントが付与されます。(200円につき1ポイント)
また、楽天ペイからSuicaチャージでポイント2倍(進呈上限500ポイント)キャンペーンが毎月開催されているため、楽天ペイから楽天カードでチャージする場合はさらにお得。
楽天ポイントをよく利用される方におすすめです。
楽天ペイからモバイルSuicaへチャージをするやり方は、楽天ペイの公式サイトをご覧ください。
au PAY
au PAYは、auが展開するキャッシュレス決済サービスです。
チャージした残高はau PAYとしてQRコード決済をしたり、プリペイドカード(Mastercard)を発行すれば実店舗でクレジットカードのように使うことも可能。
クレジットカードからのチャージだけでなく、auかんたん決済や銀行口座、Pontaポイントからチャージできます。
こちらも楽天ペイと同様、au PAYからSuicaを発行し、au PAYからチャージすれば0.5%のPontaポイントが付与されます。(200円につき1ポイント)
Pontaをよく利用される方におすすめです。
au PAYからモバイルSuicaへチャージするやり方は、au PAYの公式サイトをご覧ください。
au PAYではなく、au PAYプリペイドカードからチャージした場合、ポイントは付与されないので注意しましょう!
まとめ:ポイントが付くプリカでチャージして、お得にモバイルSuicaを利用しよう
今回は、モバイルSuicaのチャージでプリペイドカード(プリカ)を使う方法、そして注意点、ポイントが付くおすすめのカードについて解説しました。
モバイルSuicaアプリからチャージするには3Dセキュアに対応している必要がありますが、Google ウォレットからなら非対応でもチャージ可能です。
ただし、ポイントが付くかどうかはカードによるので、お得に利用するにはどのプリペイドカードを使うと良いのか、カード選びは特に重要です。
以下の記事では、モバイルSuicaのポイントを最大4重取り、還元率を4.4%まで上げる方法を解説しているので、「チャージするだけでなく少しでもお得にモバイルSuicaを使いたい」という方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
・モバイルSuicaチャージにはプリペイドカードが使える
・モバイルSuicaアプリからチャージする場合、3Dセキュア対応は必須(Google ウォレットやApple PayのSuicaは不要)
・チャージでポイントが付かないプリカも多いが、楽天ペイ、au PAYはポイントが付与されるためおすすめ